攻撃で主役を担う力は十分にある
3つ目は、MF荒木遼太郎(FC東京)とFW染野唯月(東京V)の起用法だ。2021年3月のドバイカップを最後に代表から遠ざかっていた荒木は、今季から加わったFC東京で完全復活。鹿島時代の21年にベストヤングプレーヤー賞を受賞した当時を彷彿させる活躍ぶりで、青赤軍団の攻撃陣を力強く牽引している。
正確なキックとアイデアに富んだパスでチャンスを演出。開幕戦で1ゴール、続く2節では2ゴールを記録するなど、目に見える結果を残して代表復帰を掴み取った。久しく代表から離れていたため、大岩ジャパンでの守備のやり方を習得する必要はあるが、攻撃で主役を担う力は十分にある。
MF鈴木唯人(ブレンビー)が不在となるため、攻撃面の新たな旗振り役として期待は大きい。ジョーカーとしても機能するだけに、ゲームチェンジャーの役割を担わせても面白いだろう。そうした意味でも、この2連戦は荒木の起用法を見極める絶好の機会になるはずだ。
正確なキックとアイデアに富んだパスでチャンスを演出。開幕戦で1ゴール、続く2節では2ゴールを記録するなど、目に見える結果を残して代表復帰を掴み取った。久しく代表から離れていたため、大岩ジャパンでの守備のやり方を習得する必要はあるが、攻撃で主役を担う力は十分にある。
MF鈴木唯人(ブレンビー)が不在となるため、攻撃面の新たな旗振り役として期待は大きい。ジョーカーとしても機能するだけに、ゲームチェンジャーの役割を担わせても面白いだろう。そうした意味でも、この2連戦は荒木の起用法を見極める絶好の機会になるはずだ。
一方、染野は一昨年11月の活動以来となる招集だ。ストライカーとして高校時代から高い評価を受けてきたが、プロ入り後は思うように結果を残せていなかった。しかし、昨年6月に期限付き移籍で東京Vに加入したことが転機となる。
点取り屋として活躍し、J2で6ゴールをマーク。さらにJ1昇格プレーオフ決勝の清水戦では終了間際にPKを獲得し、自ら決めてJ1復帰の立役者となったのは記憶に新しい。今季も引き続き東京Vに籍を置き、3節まで先発出場を果たしている。
ゴールこそないが、J1の舞台でも安定感のあるポストプレーや卓越したシュートセンスを発揮しており、満を持しての代表復帰となった。細谷真大(柏)、藤尾翔太(町田)とは異なるタイプのFWであり、攻撃のオプションになり得る。また、2022年5月の候補合宿ではインサイドハーフでも起用されるなど、新たな可能性を模索された経験もある。そうした起用法も含め、大岩監督がどのような役割を与えるのか注目だ。
いずれにせよ、アジア最終予選まで時間はない。新たな選手の台頭が求められるなかで、26名の俊英たちがどんなアピールを見せるのか楽しみだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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点取り屋として活躍し、J2で6ゴールをマーク。さらにJ1昇格プレーオフ決勝の清水戦では終了間際にPKを獲得し、自ら決めてJ1復帰の立役者となったのは記憶に新しい。今季も引き続き東京Vに籍を置き、3節まで先発出場を果たしている。
ゴールこそないが、J1の舞台でも安定感のあるポストプレーや卓越したシュートセンスを発揮しており、満を持しての代表復帰となった。細谷真大(柏)、藤尾翔太(町田)とは異なるタイプのFWであり、攻撃のオプションになり得る。また、2022年5月の候補合宿ではインサイドハーフでも起用されるなど、新たな可能性を模索された経験もある。そうした起用法も含め、大岩監督がどのような役割を与えるのか注目だ。
いずれにせよ、アジア最終予選まで時間はない。新たな選手の台頭が求められるなかで、26名の俊英たちがどんなアピールを見せるのか楽しみだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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