【五輪代表】手倉森監督はメキシコ戦の金星効果に期待「相手が本気になってくれるはず」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年03月26日

5月のトゥーロン国際には五輪出場国も参加。指揮官は相手チームの“本気”に期待。

5月のトゥーロン国際では、前回優勝国を破ったチームとして相手も警戒を強めるはずだ。(C) SOCCER DIGEST

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 メキシコ戦の後半は、主力を投入してきたメキシコに押し込まれる時間が増えたが、中村を中心とした粘り強い守備から、途中出場の金森らが鋭いカウンターを展開した。
 
 1月の五輪最終予選は前評判が低かったが、終わってみれば6戦全勝での優勝。手倉森監督は「予選を突破したことで、間違いなく自信を身につけた。得点した前線の選手は同じ絵が描けているし、奪って仕留めに行くサッカーはハリルさんもやりたいだろうな」と満足げ。
 
 U-17代表時代にメキシコと対戦経験があるCBの植田も「当時、かなり強いなと思った。今回は主力が何人かいないとはいえ、やれない相手ではない」と手応えを掴んだ。
 
 5月のトゥーロン国際(フランス)、8月の五輪本大会に向けて、意味のある勝利だ。前回ロンドン五輪の王者に勝ったことで、指揮官は「トゥーロンでは、出場国が本気になってくれるはず」と好影響に期待。「より厳しいチェックとマークを受けることになったと選手に意識させたい」と引き締めた。
 
 あえて「ミスに助けられたことを忘れてはいけない」と課題を挙げ「本大会では(決勝までの)6試合、このレベルの戦いを続けないといけない。精度を上げていかないと」と強調。ここを第一歩とするつもりだ。
 
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