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【岩本輝雄のオタクも納得!】完成度はまずまずの手倉森ジャパン。課題は後半の“寄せの甘さ”

カテゴリ:連載・コラム

岩本輝雄

2016年03月26日

揺さぶりをかけられると対応がルーズに…。

後半になると守備の強度が徐々に下がり、寄せが甘くなる点が課題。しっかりとペース配分を考えて、最後まで厳しい対応を心がけたい。(C)Getty Images

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 この点はもはや、チーム戦術云々ではなく、個人の問題だと思う。90分間のペース配分を考えて、最後まで要所では厳しく対応できるようにしたい。本気でメダルを取りに行くなら、個々の意識をさらに高めていくしかない。
 
 守備がこのチームの持ち味であるのは間違いない。ただ、個で見た時、相手の縦パスなどに対して“ガツン”と行く強さはあるけど、サイドチェンジなどで揺さぶりをかけられると、対応がルーズになる時があるのも気がかりな点だ。
 
 ボールサイドに集中し過ぎず、お互いにコーチングしながら、次の展開を予測して即座に動けるようになれれば、より強固なディフェンスを築けると思う。
 
 本大会まで残り約4か月。残された時間は決して多くない。チームの骨格はできているだけに、細かい部分を一つずつ修正していくことで、万全の準備を整えていってほしい。
 
 少し気が早いかもしれないけど、現時点でリオ行きが濃厚なのは、久保、南野、中島、遠藤、原川、植田、岩波といったところだろう。手倉森ジャパンはセンターラインの軸がしっかりと固定されている印象で、彼らをコアメンバーに据えて、選手選考は進められていくのではないか。オーバーエイジを含め、熾烈なサバイバルレースにも注目したい。
 
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