［FW］
６ アントニオ・カンドレーバ　７（62分OUT）
質の高いオフ・ザ・ボールの動きで再三に渡って裏のスペースを突き、チャンスメークとフィニッシュの双方で違いを作り出す。前半だけで５度の決定機に絡む活躍。
 
９ グラツィアーノ・ペッレ　６（61分OUT）
S・ラモスとピケを背負いながら質の高いポストプレーで崩しの起点となる。フィニッシュでは精度を欠いたが、前線の基準点としての総合的な貢献は評価できる。
 
17 エデル　5.5（52分OUT）
前線を活発に動き回るも、ポジショニングとタイミングに難があり効果的にボールに絡む場面は稀。カウンターのチャンスも活かせなかった。プレッシングでは献身的だったが。
 
［交代出場］
11 ロレンツォ・インシーニェ ７（52分IN）
ナポリと同様、２ライン間でパスを引き出しての仕掛け、裏への走り込みの双方で機能。先制ゴールはコース、タイミングとも完璧なダイアゴナルランから生まれた。
 
７ シモーネ・ザザ　5.5（61分IN）
前線をワイドに動いてスペースを作り出しインシーニェとベルナルデスキの活躍を陰から演出。ただ、もう少しボールに絡みたかった。
 
29 フェデリコ・ベルナルデスキ　７（62分IN）
右サイドを起点としつつ２ライン間に入り込んでトップ下的に機能し、攻撃に縦のスピードとファンタジアを付け加える。先制ゴールを引き出したジャッケリーニへのキーパスは絶品。文句なしのA代表デビューだ。
 
３ ルカ・アントネッリ ―（79分IN）
左サイドハーフに入り、終盤に縦の突破を見せるも決定機演出には至らず。
 
２ ロレンツォ・デ・シルベストリ　－（89分IN）
右サイドハーフに入るもボールに絡む場面はほとんどなし。
 
14 ジョルジーニョ　－（90分IN）
初キャップを刻む。プレーに絡む機会はほぼなし。
 
文：片野道郎
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。