栃木には有望なレフェリーが揃う
そんな高山氏が審判生活の中で最も印象深い試合があるという。それが2005年の高校サッカー選手権決勝だ。対戦カードは乾貴士を擁する野洲と鹿児島実。サッカーファンなら記憶に残っている一戦だろう。
「Jリーグの試合はたくさん笛を吹かせていただいたけど、一番印象に残っているのは野洲と鹿児島実のゲーム。セクシーフットボールという代名詞がついた野洲が初優勝を収めたのですが、僕にとってもやっぱり国立競技場での選手権決勝は特別。僕も高校時代にサッカー部で活動して憧れていた舞台だったので、そこに立てたことは嬉しかった。恩師の十河先生も2年連続で選手権決勝の主審を務めていたので、恩師に近づきたかったという意味でも印象に残っています」
今後は教員を務めながら、後進の育成に励む。幸いにも栃木県内には23年度から国際主審となった長峯滉希氏など有望なレフェリーが揃っており、その勢いをさらに加速させるべく次世代の審判員を育てていくことを誓う。
「Jリーグの試合はたくさん笛を吹かせていただいたけど、一番印象に残っているのは野洲と鹿児島実のゲーム。セクシーフットボールという代名詞がついた野洲が初優勝を収めたのですが、僕にとってもやっぱり国立競技場での選手権決勝は特別。僕も高校時代にサッカー部で活動して憧れていた舞台だったので、そこに立てたことは嬉しかった。恩師の十河先生も2年連続で選手権決勝の主審を務めていたので、恩師に近づきたかったという意味でも印象に残っています」
今後は教員を務めながら、後進の育成に励む。幸いにも栃木県内には23年度から国際主審となった長峯滉希氏など有望なレフェリーが揃っており、その勢いをさらに加速させるべく次世代の審判員を育てていくことを誓う。
「自分はレフェリースクールを月1回で開催しながら高校生年代の主審を育てているので、これからも若い審判の力になっていきたい」
高山氏の視線は次に向かっている。20年以上、第一線で活躍してきた名レフェリーの挑戦に終わりはない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
【記事】「全国のレフェリーのみなさん、やめましょう」倒れた武藤に手を差し伸べる。主審の振る舞いに家本元審判員が私見「毅然と、距離を取って」
高山氏の視線は次に向かっている。20年以上、第一線で活躍してきた名レフェリーの挑戦に終わりはない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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