• トップ
  • ニュース一覧
  • 一級審判員として最後の笛。高山啓義が選んだ舞台は...最も印象深い試合は野洲対鹿実「やっぱり国立競技場での選手権決勝は特別」

一級審判員として最後の笛。高山啓義が選んだ舞台は...最も印象深い試合は野洲対鹿実「やっぱり国立競技場での選手権決勝は特別」

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2024年02月11日

引退するとは思えないレフェリング

ラストゲームは栃木県高等学校サッカー新人大会の決勝。名レフェリー高山氏は一線を退き、今後は後進の育成に励む。写真:松尾祐希

画像を見る

 試合が終わると、晴れ晴れとした表情で仲間たちから花束を受け取った。高山啓義、49歳。J1通算230試合、J2では187試合で主審を担当し、2004年から2013年までは国際主審も担ったレフェリーが、一級審判員として最後の笛を吹いた。

 3月18日に50歳を迎える高山氏は、自身が一級審判員の資格を取得した当時の定年が50歳だった点を踏まえ、同月31日を持って一線を退くことを決断。昨季限りでJの舞台を去ったなかで、一級審判員としての最後の舞台に高校サッカーを選んだ。

 2月10日に行なわれた栃木県高等学校サッカー新人大会の決勝。高校時代の後輩でもあり、2010年と2014年のワールドカップに参戦した相樂亨氏が副審を務めたなかで、高山氏は的確な状況判断と機敏な動きでゲームをコントロールした。

 この試合を最後に引退するとは思えないレフェリングを披露。試合終了後には、國學院栃木を3-1で下した矢板中央の選手たちから胴上げをされて、最後のゲームを締め括った。

「自分にとってはラストゲーム。でも、意識したのは選手第一、選手ファースト、プレーヤーズファーストで笛を吹き、選手たちが気持ち良く試合ができるようにすること。主審として目立たないように選手のプレーを第一に考えていたので、普段とは変わらない1試合でした」
 
 高山氏は宇都宮北高の出身。国際主審として活躍した十河正博氏が監督を務めていた影響で、高校時代から主審の道を目ざし、国士舘大でさらなる技術向上を期して精進した。

 大学卒業後の1999年11月に一級審判員に登録され、翌シーズンから副審として、2002年から主審としてJリーグのゲームに携わった。04年からは恩師の十河氏と同じく国際主審となり、06年にはカタールのドーハで行なわれたアジア競技大会の決勝で笛を吹くなど、第一線で長く活躍した。

 その一方でプロフェッショナルレフェリーとしては活動せず、栃木県内の高校で教諭を務めながらサッカー部の指導にも従事した。その理由について、高山氏はこう語る。

「十河先生が国際審判員をやられていたので、僕も目標の一つとして高校時代から掲げていた。ただ、プロフェッショナルレフェリーではなく教諭としての活動にこだわったのは、恩師の影響が大きいんです。審判をやるために教員になったわけではない。先生はよくそんなことをおっしゃっていました。自分もその教えを受け、あくまで教員という立場で活動を続けてきたんです」

【動画】高山氏の名言「よく見てたでしょ」。朴一圭とのグータッチも
【関連記事】
「全国のレフェリーのみなさん、やめましょう」倒れた武藤に手を差し伸べる。主審の振る舞いに家本元審判員が私見「毅然と、距離を取って」
「僕も経験がある」北朝鮮の主審取り囲み猛抗議に家本元審判員が見解。すぐ走って去るのは「逃げたっていう印象を持たせる」【アジア大会】
「名ジャッジで光り輝く!」アジアカップ決勝で“3つのPK”を与えた中国人主審を母国メディアがベタ褒め!「もはやアジアの宝」「手本となる誇りだ」
「協会に対して言いたい」城彰二がJFAに大会フィードバックの公開を要求!「みんなバラバラ。トップが何をしたいのか分からない」
「監督、前田ってあの前田かよ!」近江の快進撃にエスパ時代の元同僚が祝福! 野洲で全国制覇の乾貴士も注目「つよー」【選手権】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト シーズン最後の風物詩
    6月12日発売
    2023-2024
    EUROPE SOCCER TODAY
    完結編
    データ満載の完全保存版
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト Jリーグ特集
    6月10日発売
    詳細データ満載!
    J1&J2全40クラブ
    前半戦 通信簿
    全1366選手を完全査定
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 完全保存版
    6月20日発売
    EURO2024
    出場24か国
    選手名鑑
    最終確定版
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ