よりフィニッシュに直結する仕事を
昨年3月の第二次森保ジャパン発足後は、伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)と菅原由勢(AZ)の縦関係がファーストチョイスと位置づけられてきたが、インドネシア戦、バーレーン戦と続けて日本の右サイドが相手にとって相当な脅威になっているため、指揮官がここから先も堂安&毎熊のコンビを軸に据えたいと考えてもおかしくない。
むしろ「久保を含めた3人の関係性をより研ぎ澄ませることが、優勝への近道」と考えているかもしれない。
となれば、このチャンスを逃す手はない。ライバルの菅原も大会序盤の不安定なプレーを反省し、改善に努めているだけに、2人の競争は続くだろうが、そうやって高いレベルで切磋琢磨していくことで、日本の右SBはより大きな強みになっていくはずだ。
過去を振り返っても、内田篤人や酒井宏樹(浦和)といった攻守両面で圧倒的な存在感を示した人材がいた時の日本は強かった。内田を目標としているという毎熊は、まず代表で足がかりを築き、近い将来、欧州にステップアップし、より強度の高い環境でも今のようなパフォーマンスを発揮できるようにならなければいけないのだ。
準々決勝で対峙するイランは、一段階飛躍するうえでの格好の相手。フィジカル的に秀でているし、対面に来るあろうガエディやモヘビは迫力十分だ。
むしろ「久保を含めた3人の関係性をより研ぎ澄ませることが、優勝への近道」と考えているかもしれない。
となれば、このチャンスを逃す手はない。ライバルの菅原も大会序盤の不安定なプレーを反省し、改善に努めているだけに、2人の競争は続くだろうが、そうやって高いレベルで切磋琢磨していくことで、日本の右SBはより大きな強みになっていくはずだ。
過去を振り返っても、内田篤人や酒井宏樹(浦和)といった攻守両面で圧倒的な存在感を示した人材がいた時の日本は強かった。内田を目標としているという毎熊は、まず代表で足がかりを築き、近い将来、欧州にステップアップし、より強度の高い環境でも今のようなパフォーマンスを発揮できるようにならなければいけないのだ。
準々決勝で対峙するイランは、一段階飛躍するうえでの格好の相手。フィジカル的に秀でているし、対面に来るあろうガエディやモヘビは迫力十分だ。
インドネシアやバーレーンのように高い位置を取れる回数は少なくなるかもしれないが、レベルが上がっても質の高いプレーを見せられるかどうかが、日本の命運を左右すると言っても過言ではない。
「1点目は堂安選手がよく詰めていただけですし、3点目も上田選手の個人技。僕のパスは良いパスではなかったので。前半の立ち上がりからペナルティエリアにフリーで入っていくシーンはありましたけど、最後のクオリティが低いなというのは感じていた。
そこでどれだけクオリティを出せるかが今後も大事になってくるかなと思います」と本人も自覚するように、より厳しい局面でフィニッシュに直結する仕事を確実にこなせるようになれば、毎熊は必ず突き抜けることができる。
A代表で自身初となるビッグトーナメントで歩みを止めることなく、突き進んでほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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「1点目は堂安選手がよく詰めていただけですし、3点目も上田選手の個人技。僕のパスは良いパスではなかったので。前半の立ち上がりからペナルティエリアにフリーで入っていくシーンはありましたけど、最後のクオリティが低いなというのは感じていた。
そこでどれだけクオリティを出せるかが今後も大事になってくるかなと思います」と本人も自覚するように、より厳しい局面でフィニッシュに直結する仕事を確実にこなせるようになれば、毎熊は必ず突き抜けることができる。
A代表で自身初となるビッグトーナメントで歩みを止めることなく、突き進んでほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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