来季のJ1優勝予想は相変わらず難しい
もう一つ、来季に向けて名前を挙げておきたいクラブがある。リーグ3位に食い込みつつも、年間ベストイレブンにひとりも選出されず、成績の割に地味な印象で終わった広島だ。リーグ半ばで勝点が伸び悩み、優勝争いに食い込めなかったこともインパクトを薄くした。
ただし、23節以降の広島は、8勝3分1敗と驚異的なペースで勝点を積み上げている。その原動力になったのは、長期離脱から復帰した満田誠、塩谷司、そしてC大阪から獲得した加藤陸次樹だ。
広島が勝点を積めなかった時期と、彼らがいなかった時期は大方一致する。ベストメンバーが揃った終盤戦の勢いが持続するなら、来季の広島はかなり手強い。
ただし、23節以降の広島は、8勝3分1敗と驚異的なペースで勝点を積み上げている。その原動力になったのは、長期離脱から復帰した満田誠、塩谷司、そしてC大阪から獲得した加藤陸次樹だ。
広島が勝点を積めなかった時期と、彼らがいなかった時期は大方一致する。ベストメンバーが揃った終盤戦の勢いが持続するなら、来季の広島はかなり手強い。
失点も今季は28と、27で最少の浦和に次ぐ堅牢さを誇った。J1ベストイレブンは西川周作、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテンの赤い三角形に譲ったが、パフォーマンスで言えば広島の大迫敬介、佐々木翔、荒木隼人、塩谷の鉄壁ぶりもそれに劣らない。表彰で差が付いたのは、シンプルに印象の差だろう。
だが、その広島を来季の優勝まで推せるかと言えば、今季の神戸と同じ疑問符が付く。満田に代表されるように、勝点との相関が飛び抜けて強い主力選手がいることは明白であり、すなわちアクシデントに弱い。そうなると……いや……だからと言って……。
うーむ。移籍情報が揃っていない段階ではあるが、来季J1の優勝予想は相変わらずの難しいミッションになりそうだ。町田も相当不気味だし……。
取材・文●清水英斗(サッカーライター)
Jリーグと欧州の最大の違いは? イニエスタの回答は――「日本は止まることがない」「ハイライトを見ても…」
「日本ははるかにレベルが高い」横浜のA・ロペスが日中韓の3リーグを比較!「中国は技術もコンタクトもない。韓国は...」
「ベルギーとかは駄目。主要リーグじゃないと…」鈴木優磨が海外挑戦を本音で語る!「鹿島と逆。急に個人のためにって」
だが、その広島を来季の優勝まで推せるかと言えば、今季の神戸と同じ疑問符が付く。満田に代表されるように、勝点との相関が飛び抜けて強い主力選手がいることは明白であり、すなわちアクシデントに弱い。そうなると……いや……だからと言って……。
うーむ。移籍情報が揃っていない段階ではあるが、来季J1の優勝予想は相変わらずの難しいミッションになりそうだ。町田も相当不気味だし……。
取材・文●清水英斗(サッカーライター)
Jリーグと欧州の最大の違いは? イニエスタの回答は――「日本は止まることがない」「ハイライトを見ても…」
「日本ははるかにレベルが高い」横浜のA・ロペスが日中韓の3リーグを比較!「中国は技術もコンタクトもない。韓国は...」
「ベルギーとかは駄目。主要リーグじゃないと…」鈴木優磨が海外挑戦を本音で語る!「鹿島と逆。急に個人のためにって」