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中2日の連戦も「余裕ですよ」「キツいより楽しい」。気力充実のU-17日本、スペイン撃破で悲願の8強入りなるか【U-17W杯】

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2023年11月20日

敵は中4日で万全の状態

移動や連戦の疲れはあるが、選手たちの精神面は充実。気持ちのこもった熱い戦いが期待できそうだ。写真:松尾祐希

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 一方、相手はスラカルタで初戦から戦い、しかも中4日の試合間隔で日本戦に臨む。1、2戦目は相手に退場者が出て数的優位の状況で戦い、予選突破が決まって迎えたウズベキスタンとの3戦目は、2戦目から8人を入れ替えている。

 コンディションだけを見れば、日本より良いのは明らかだろう。タレントも揃っており、個々の力は侮れない。9番のマルク・ギウはバルセロナBの所属ながら、大会直前にトップチームのデビュー戦でいきなりゴールを奪ったストライカーだ。

 キャプテンでアンカーを務めるパウ・プリムほか、ジュニエント、ジュアン・エルナンデスが構成する中盤の3枚も技術力が高い。脇を固める選手もレアル・マドリーやバレンシアの下部組織で、スペインらしいテンポの良いパス回しでゴールに迫ってくる。

 そうした相手に日本はいかに立ち向かうのか。森山監督は試合の進め方を強調した。
 
「セネガル戦は前から行ったら、蹴られて(裏を取られてしまうので)、なかなか行けなかったけど、今度は行ける場面が出てくるはず。僕たちは中2日で4試合目。全部行ったら、こっちの足が完全に先に止まる。そこは自分たちの体力と相手の質、自分たちの強度を見つつ、試合をやりながら判断していくしかない」

 ノックアウトステージからは90分で決着がつかない場合、即PK戦が実施される。そうした点も考慮しながら、自分たちの土俵に相手を引きずり込めるか。苦しい時間帯は必ず訪れるが、劣勢を跳ね返して前に進むしかない。

 勇気を持って戦えれば、世界の強豪国と互角以上の戦いができるのは、グループステージで証明済み。“壁”を乗り越える力はある。こんなに楽しい冒険を終わらせるわけにはいかない。恐れず立ち向かい、新たな歴史の1ページを刻む。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

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