ニアゾーンを突いた見事なゴール
2点目は鎌田による遠目からの鮮やかな左足シュートだったが、谷口彰悟からのパスを含めて、事前の動かし方から目の前のスペースとシュートコースを見逃さなかったことで生まれたゴールだった。
前半を締め括った3点目は、相手のファウルからのリスタートが起点となったが、堂安が右ワイドでボールを持つ状況で、さらに右外を毎熊が走り、ミャンマーのディフェンスがクロスをケアしようとするのを見越したように、堂安のスルーパスが上田の動きと一致して、ニアゾーンを突いた見事なゴールに繋がった。
後半に挙げた2つの得点を含めて、狙いを感じさせる攻撃というのは、ここから先の予選やアジアカップで必ず生きてくるだろう。
前半を締め括った3点目は、相手のファウルからのリスタートが起点となったが、堂安が右ワイドでボールを持つ状況で、さらに右外を毎熊が走り、ミャンマーのディフェンスがクロスをケアしようとするのを見越したように、堂安のスルーパスが上田の動きと一致して、ニアゾーンを突いた見事なゴールに繋がった。
後半に挙げた2つの得点を含めて、狙いを感じさせる攻撃というのは、ここから先の予選やアジアカップで必ず生きてくるだろう。
欲を言えば、もっと点が取れた試合かもしれないし、そのためには精度と質を高めるという課題に尽きてしまうのだが、毎回組んでいるわけでもないメンバーで、この時点でこれだけ狙いを出せたということでは、ポジティブな試合だったと言える。
次節はサウジアラビアのジッダでシリアと対戦する。環境の違いや相手のフィジカルの強さによるカウンターのリスクも増すなど、違った難しさが出てくることは間違いないが、攻撃面において向き合うテーマは、そう大きく変わらないはずだ。
取材・文●河治良幸
次節はサウジアラビアのジッダでシリアと対戦する。環境の違いや相手のフィジカルの強さによるカウンターのリスクも増すなど、違った難しさが出てくることは間違いないが、攻撃面において向き合うテーマは、そう大きく変わらないはずだ。
取材・文●河治良幸