［W杯アジア２次予選］日本 ５－０ ミャンマー／11月16日／パナソニックスタジアム吹田

　日本代表は11月16日、2026年北中米ワールドカップ（W杯）アジア２次予選で、ミャンマー代表と対戦した。
【PHOTO】日本代表のミャンマー戦出場16選手＆監督の採点・寸評。２人に７点台の高評価。MOMはハットトリックのFW
　日本は、11分に南野拓実の浮き球パスに反応した上田綺世のヘッドで先制に成功すると、28分には鎌田大地がペナルティエリア手前から左足で見事なミドルを突き刺して追加点を奪取。45＋４分にも、堂安律の意表を突いたスルーパスに抜け出した上田が再びネットを揺らして、前半だけで３点のリードを奪う。

　また後半に入っても、50分に南野のラストパスから上田が流し込んでハットトリックを達成。さらに86分には堂安がダメ押し弾を決めて５－０で快勝。初戦を白星で飾った。
 

▼日本代表のチーム採点「6.5」
　第二次森保ジャパンでは初の公式戦となるなか、21日のシリア戦を睨んでだろう、主軸をスタメンから外し、比較的序列の低い選手たちを先発で起用した。

　５－４－１のブロックを作る相手に序盤こそやや手を焼いたが、11分に１トップに入った上田の巧みなヘディングでこじ開けると、ここからゴールラッシュ。鎌田のミドルシュートや上田の２ゴール、堂安のパナスタ凱旋弾で加点し、難しいアジア予選の初戦を難なく大勝した。

　ただ、最後の局面での精度を欠いた場面も少なくなく、力の差は歴然だったため、手放しでは喜べない。守備陣もディフェンスの仕事はほぼなく、軒並み及第点とした。

　７点台は圧巻のゴール以外でも異彩を放った鎌田と、ハットトリックの上田のみ。マン・オブ・ザ・マッチは文句なしで９番だ。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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