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【バイタルエリアの仕事人】vol.33 太田修介|常に点を取れるポジションを意識。伊藤涼太郎は一緒にやっていて本当にやりやすかった

カテゴリ:連載・コラム

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年10月30日

「まずはプレーで見せることが信頼に繋がる」

J1初挑戦のシーズンながら、開幕5試合で4発とスタートダッシュを決めた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 27歳のアタッカーは、「このチームでなら自分がアクセントになれる」と新潟加入を決意。そして、ついに今季は、J1初挑戦ながら開幕5試合で4ゴールを挙げる大活躍を見せた。

 新たな環境に苦しむ選手もいるなか、なぜ太田はスムーズにチームのスタイルにフィットし、すぐさま結果を出せたのか。

――◆――◆――

 新天地に新潟を選んだのは、見ている人を魅了できるようなチームのスタイルが面白いと思ったし、自分が入ってアクセントになれるイメージをすぐ持てたから。それが一番の決め手です。

 新潟はビルドアップが上手いチームで、そのなかで自分が最後の出口になりたかった。縦の怖さを見せたり、前への推進力を見せることで、空いてくるスペースもあるので、僕が最後に背後へ抜け出して仕留める部分でアクセントになりたいと思っていました。

 実際にアルビに来てからは、動き出すタイミングなどを、より意識するようになった。監督からも求められていることで、周囲の動きをしっかりと把握してから背後に走って、フィニッシュまでもっていく。タイミングと周囲の動き、セットで見ながらプレーできるようになりました。
 
 あと、新潟は何と言ってもサポーターの雰囲気もすごい。相手チームとして対戦していた時に、すごく圧を感じたし、この応援をホームで聞けていたら気持ちよくプレーできるだろうなと。そこも新潟を選ぶうえで、大きかったポイントです。

 開幕前は、新潟の試合の全ゴールを見たりして、自分が入ったらこうやろう、というイメージを固めてキャンプに入りました。

 キャンプでは、「自分はこういう選手だ」というのをどれだけ表現できるかが大事だと思っていたので、そこを徹底的に意識してやっていた。そのおかげでリーグが開幕してから、すぐにチームメイトにも自分の特長を分かってもらえたのは大きかったです。

 コミュニケーションだけではなく、やっぱり一番はプレーで見せること。こういうプレーをするよとか、こういう時はここに走るよとか。まずはプレーで見せることが信頼に繋がります。

※後編に続く。次回は10月31日に公開予定です。

取材・構成●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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