「バイタルエリアは僕にとってゴールに絡むための場所」
攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第33回は、アルビレックス新潟のFW太田修介だ。
ヴァンフォーレ甲府の育成組織出身で、日本体育大を経由して、2018年に甲府でプロキャリアをスタート。2020年に移籍したFC町田ゼルビアでは昨季、40試合に出場して11ゴールを挙げる活躍を見せた。
今シーズンから新潟に完全移籍で加わり、J1初挑戦の勝負のシーズンを迎えているサイドアタッカーが語る「バイタルエリア」とは――。
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ヴァンフォーレ甲府の育成組織出身で、日本体育大を経由して、2018年に甲府でプロキャリアをスタート。2020年に移籍したFC町田ゼルビアでは昨季、40試合に出場して11ゴールを挙げる活躍を見せた。
今シーズンから新潟に完全移籍で加わり、J1初挑戦の勝負のシーズンを迎えているサイドアタッカーが語る「バイタルエリア」とは――。
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逆サイドにボールがあっても、常にペナルティエリアやバイタルエリアのシュートを打てる場所、得点できるポジションに入ることを意識しています。バイタルエリアは僕にとって、ゴールに絡むための場所です。
相手を押し込んでいる時は、どちらかというとペナルティエリア内に入るほうを意識していますが、出し手のクロスがマイナスになった時には、バイタルエリアに走り込むようにしています。
また、僕は受け手の選手なので、バイタルエリアでボールを受けて前を向いてくれる選手がいると、相手の視線がそこにいくので、僕がフリーになって動き出しやすい。そこで前を向ける選手がいると、貰い手としてもすごく助かります。
特にそのエリアを使うのが上手いと思うのは、伊藤涼太郎(今夏、新潟からベルギーのシント=トロイデンに完全移籍)。バイタルエリアで一番力を発揮できるプレーヤーだと思っています。
狭いスペースでも、クルッと前を向けますし、ミドルをそこから決めることもできるし、最後のアイデアでパスを通すこともできる。
一緒にやっていて本当にやりやすかった。クルッと前を向いてくれるから、自分も動き出しやすいし、まず前線の選手を見てくれるから、パスが出てくるタイミングも分かりやすい。一緒にやってきた中では一番の選手です。
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相手を押し込んでいる時は、どちらかというとペナルティエリア内に入るほうを意識していますが、出し手のクロスがマイナスになった時には、バイタルエリアに走り込むようにしています。
また、僕は受け手の選手なので、バイタルエリアでボールを受けて前を向いてくれる選手がいると、相手の視線がそこにいくので、僕がフリーになって動き出しやすい。そこで前を向ける選手がいると、貰い手としてもすごく助かります。
特にそのエリアを使うのが上手いと思うのは、伊藤涼太郎(今夏、新潟からベルギーのシント=トロイデンに完全移籍)。バイタルエリアで一番力を発揮できるプレーヤーだと思っています。
狭いスペースでも、クルッと前を向けますし、ミドルをそこから決めることもできるし、最後のアイデアでパスを通すこともできる。
一緒にやっていて本当にやりやすかった。クルッと前を向いてくれるから、自分も動き出しやすいし、まず前線の選手を見てくれるから、パスが出てくるタイミングも分かりやすい。一緒にやってきた中では一番の選手です。
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