また、サッカー専門メディア『FOOTBALLIST』はアジア勢に２連敗を喫したチュニジアにフォーカス。「宿題だらけの２連戦だった」とし、不振なパフォーマンスをこう評価した。
「チュニジアはカタール・ワールドカップのグループステージ最終戦でフランスを破る気炎を吐き、惜しくもギリギリで決勝トーナメント進出を逃したチームだ。その底力ある選手団をほぼ維持したまま東アジア２連戦に出たが、結果が無残だった。
何より、ワールドカップ杯以降は、主にアフリカ勢と対戦し、４勝１分１敗と上昇傾向を見せていただけに、今回の２連戦惨敗は予想外だ」
なお、韓国は日本対チュニジアが行なわれた同日、水原ワールドカップ競技場でフィリップ・トルシエ監督率いるベトナム代表と対戦。キム・ミンジェの先制点を皮切りにファン・ヒチャン、ソン・フンミン、イ・ガンイン、チョン・ウヨンら欧州組が得点を重ね、６－０の完勝を収めた。
日韓に敗れたチュニジアにも言及
今年３月にユルゲン・クリンスマン監督が就任後、最初の５試合では３分２敗と苦戦が続いていた韓国だが、初勝利を挙げた９月のサウジアラビア代表戦（１－０）、直近のチュニジア戦に続き、今回でAマッチ３連勝。なかでも、金メダルを獲得したアジア競技大会後すぐに、A代表に合流したイ・ガンインは、10月の２連戦で３ゴール・１アシストと大活躍を披露するなど、好調ぶりをアピールしていた。
来月からスタートする北中米ワールドカップのアジア２次予選では、日本が北朝鮮、ミャンマー、シリアと同じグループB、韓国が中国、タイ、シンガポールと同じグループCを戦う。11月16日の初戦は、日本がミャンマー、韓国がシンガポールといずれもホームで対戦する。
来年１月に開幕するアジアカップも刻一刻と迫るなか、日韓両国は“アジアでの戦い”をいかに勝ち抜いていくのか、引き続き注目したいところだ。
構成●ピッチコミュニケーションズ
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