決定機を迎えるも決めきれず…“悪い日のD・コスタ”だった。
【チェルシー|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5.5
ホームチームに主導権を握られる時間が長かったものの、何人かの選手は良いプレーを見せ、相手を圧倒する時間も作った。エースストライカーがきちんと決めていれば、もう少し違った展開になったかもしれない。
監督 フース・ヒディンク 5
交代枠を2つ残して試合を終えた。アウェーチームにとって引き分けで終わることは悪くなかったはずだが、1-1の時に攻撃的なオスカールを入れ、失点した後は誰も投入しないなど、勝点を獲得するための采配ができたかは微妙だ。
【チェルシー|選手採点・寸評】
13 ティボー・クルトワ 6
勘の良さで決定機を何度も止めたが、2失点目はカバーニとの駆け引きに敗れた。
DF
28 セサル・アスピリクエタ 6.5
ペドロがプレスバックを何度かサボる状況で、苦しい役割を強いられてしまったが、それでも相手の強力なウイング陣をうまく抑えた。決定的なミスはほとんどなし。
2 ブラニスラフ・イバノビッチ 5
左CBのポジションの適正はあまりないかもしれない。何度か危ない失い方をした他、2失点目の場面では完全にカバーニを見失った。
24 ガリー・ケイヒル 6
何度かイブラヒモビッチを見失う場面もあったが、うまいカバーリングでピンチの芽を摘み取った。
6 アブドゥル・ラーマン・ババ 6
開始直後は、試合にうまく入れなかったのか、パスのタイミングがやや遅かったが、集中し始めてからは良いクロスでチャンスメイク。まだ守備面では課題を残すも、ある程度戦力にカウントできることを証明した。
4 セスク・ファブレガス 6.5
激しいプレスに苦戦するも、いつも通りの少ないタッチで周囲をうまく使い、攻撃面ではチームの潤滑油になっていた。
12 ジョン・オビ・ミケル 6
得点こそ決めたものの、低い位置でボールを失うなど、危ないミスを何度も犯してしまった。
17 ペドロ・ロドリゲス 5
ハードワークしていたのは確かだ。ただ、時に無理に前線からプレスをかけてかわされてしまい、戻るのが遅れて危ない場面を作っていた。また、攻撃ではパスカットされる場面が多く、完全にチームの足を引っ張った。
22 ウィリアン 6.5
孤軍奮闘。幅広いエリアに顔を出し、ボールをキープするだけでなく、相手をかわして何度も前線にボールを運んだ。また、セスクやアザールと良い関係を築き、決定機を作った。
10 エデン・アザール 6(71分OUT)
良い仕掛けやワンタッチでのプレーがあったのも確かだが、全盛期ほどの怖さはなかった。
19 ジエゴ・コスタ 5
ボールを何度も失い、決定機も決めきれず。退場こそしなかったが、悪い日のD・コスタだった。
交代出場
8 オスカール 5.5(71分IN)
アザールに代わって入り、決定機も迎えたが決めきれず。特別に存在感を発揮することはなかった。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
現地取材・文:内藤 秀明
Text by Hideaki Naito
【全試合結果&フォーメーション図】CL決勝トーナメント1回戦(2/16)
チーム 5.5
ホームチームに主導権を握られる時間が長かったものの、何人かの選手は良いプレーを見せ、相手を圧倒する時間も作った。エースストライカーがきちんと決めていれば、もう少し違った展開になったかもしれない。
監督 フース・ヒディンク 5
交代枠を2つ残して試合を終えた。アウェーチームにとって引き分けで終わることは悪くなかったはずだが、1-1の時に攻撃的なオスカールを入れ、失点した後は誰も投入しないなど、勝点を獲得するための采配ができたかは微妙だ。
【チェルシー|選手採点・寸評】
13 ティボー・クルトワ 6
勘の良さで決定機を何度も止めたが、2失点目はカバーニとの駆け引きに敗れた。
DF
28 セサル・アスピリクエタ 6.5
ペドロがプレスバックを何度かサボる状況で、苦しい役割を強いられてしまったが、それでも相手の強力なウイング陣をうまく抑えた。決定的なミスはほとんどなし。
2 ブラニスラフ・イバノビッチ 5
左CBのポジションの適正はあまりないかもしれない。何度か危ない失い方をした他、2失点目の場面では完全にカバーニを見失った。
24 ガリー・ケイヒル 6
何度かイブラヒモビッチを見失う場面もあったが、うまいカバーリングでピンチの芽を摘み取った。
6 アブドゥル・ラーマン・ババ 6
開始直後は、試合にうまく入れなかったのか、パスのタイミングがやや遅かったが、集中し始めてからは良いクロスでチャンスメイク。まだ守備面では課題を残すも、ある程度戦力にカウントできることを証明した。
4 セスク・ファブレガス 6.5
激しいプレスに苦戦するも、いつも通りの少ないタッチで周囲をうまく使い、攻撃面ではチームの潤滑油になっていた。
12 ジョン・オビ・ミケル 6
得点こそ決めたものの、低い位置でボールを失うなど、危ないミスを何度も犯してしまった。
17 ペドロ・ロドリゲス 5
ハードワークしていたのは確かだ。ただ、時に無理に前線からプレスをかけてかわされてしまい、戻るのが遅れて危ない場面を作っていた。また、攻撃ではパスカットされる場面が多く、完全にチームの足を引っ張った。
22 ウィリアン 6.5
孤軍奮闘。幅広いエリアに顔を出し、ボールをキープするだけでなく、相手をかわして何度も前線にボールを運んだ。また、セスクやアザールと良い関係を築き、決定機を作った。
10 エデン・アザール 6(71分OUT)
良い仕掛けやワンタッチでのプレーがあったのも確かだが、全盛期ほどの怖さはなかった。
19 ジエゴ・コスタ 5
ボールを何度も失い、決定機も決めきれず。退場こそしなかったが、悪い日のD・コスタだった。
交代出場
8 オスカール 5.5(71分IN)
アザールに代わって入り、決定機も迎えたが決めきれず。特別に存在感を発揮することはなかった。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
現地取材・文:内藤 秀明
Text by Hideaki Naito
【全試合結果&フォーメーション図】CL決勝トーナメント1回戦(2/16)