「100%に持っていくのは難しい」三笘薫が代表辞退直前に明かしていた自身のコンディション。リバプール戦の“PKなし判定”については「取ってほしい気持ちはありますけど...」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2023年10月11日
「疲れが残っているのか?」と聞くと...
この日は、対峙した敵右SBトレント・アレクサンダー=アーノルドの三笘のケアをしようと守備を重視していたこともあったが、動きの鈍重さが目立ったのは連戦からくる疲れが原因だったようだ。
試合後に筆者が、3日前に敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)のマルセイユ戦の「疲れが残っているのか?」と聞くと、「そうですね。それもありますね」と話している。
それでも67分には、パスカル・グロスの自陣からの縦パスに素早く反応。敵DFの上を越したボールをラインの裏を突いた三笘に渡るかと思われたが、アレクサンダー=アーノルドが長い脚を出してカットする。
さらに直後の69分、三笘が左サイドからカットインして、ペナルティエリア内付近でペドロとパス交換。最後はエリア内に入り込み、こぼれ球を右足でシュートしたが、ファン・ダイクにブロックされる。手に当たってPKかと思われたがオンフィールドレビューはなく、サポーターたちは激昂していた。
この場面について三笘は「まあ、自分が逆の立場だと難しいですけどね。攻撃の選手としては取ってほしい気持ちはありますけど、普通に流し込めればいい話だった。何も言えないですね」と冷静に振り返っている。
【動画】ノーPK判定は妥当? 三笘のシュートがハンドにならなかった場面
試合後に筆者が、3日前に敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)のマルセイユ戦の「疲れが残っているのか?」と聞くと、「そうですね。それもありますね」と話している。
それでも67分には、パスカル・グロスの自陣からの縦パスに素早く反応。敵DFの上を越したボールをラインの裏を突いた三笘に渡るかと思われたが、アレクサンダー=アーノルドが長い脚を出してカットする。
さらに直後の69分、三笘が左サイドからカットインして、ペナルティエリア内付近でペドロとパス交換。最後はエリア内に入り込み、こぼれ球を右足でシュートしたが、ファン・ダイクにブロックされる。手に当たってPKかと思われたがオンフィールドレビューはなく、サポーターたちは激昂していた。
この場面について三笘は「まあ、自分が逆の立場だと難しいですけどね。攻撃の選手としては取ってほしい気持ちはありますけど、普通に流し込めればいい話だった。何も言えないですね」と冷静に振り返っている。
【動画】ノーPK判定は妥当? 三笘のシュートがハンドにならなかった場面
ブライトンは78分に、ソリー・マーチの左サイドからのフリーキックをキャプテンのルイス・ダンクが足で押し込んで同点弾を決める。勢いに乗ったブライトンはその後も積極的に攻め立て、三笘も敵の右SBがアレクサンダー=アーノルドからジョー・ゴメスに代わったことで開いたスペースを再三突いていく。
85分には、グロスからのパスを左サイドで受け、ゴメスが詰めてきたが、瞬時にワンタッチでかわして前進。スピードを上げて中央に絞っていったが、ディフェンダー2人に挟まれ、最後は後方からゴメスにファウルを受けて決定機までは作れなかった。
強豪と2-2の引き分け。勝点1を手に入れたが「1点取ってからもったいない失点でしたね。勝てたゲームだと思います」と語った26歳。ELの試合から中2日、8日間で3試合にフル出場した自身のコンディションについても「なかなか100パーセントに持っていく(のは)難しいなって思ってます」と吐露している。
この試合を最後に2週間の代表ウィークに入ったが、三笘は体調不良を理由に辞退が決定している。慣れない連戦に疲れがピークに達したのは間違いなく、今後は英国に残って調整を続けて、21日の王者マンチェスター・シティーとのアウェー戦に備えることになる。
さらにその後も26日にはELのアヤックス戦、29日はフルアムとのリーグ戦が控えている。連戦が続く中、日本のエースがどのように対応していくのか注目していきたい。
取材・文●松澤浩三
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85分には、グロスからのパスを左サイドで受け、ゴメスが詰めてきたが、瞬時にワンタッチでかわして前進。スピードを上げて中央に絞っていったが、ディフェンダー2人に挟まれ、最後は後方からゴメスにファウルを受けて決定機までは作れなかった。
強豪と2-2の引き分け。勝点1を手に入れたが「1点取ってからもったいない失点でしたね。勝てたゲームだと思います」と語った26歳。ELの試合から中2日、8日間で3試合にフル出場した自身のコンディションについても「なかなか100パーセントに持っていく(のは)難しいなって思ってます」と吐露している。
この試合を最後に2週間の代表ウィークに入ったが、三笘は体調不良を理由に辞退が決定している。慣れない連戦に疲れがピークに達したのは間違いなく、今後は英国に残って調整を続けて、21日の王者マンチェスター・シティーとのアウェー戦に備えることになる。
さらにその後も26日にはELのアヤックス戦、29日はフルアムとのリーグ戦が控えている。連戦が続く中、日本のエースがどのように対応していくのか注目していきたい。
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