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「100%に持っていくのは難しい」三笘薫が代表辞退直前に明かしていた自身のコンディション。リバプール戦の“PKなし判定”については「取ってほしい気持ちはありますけど...」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

松澤浩三

2023年10月11日

「身体が動き始めてから仕掛けていった感じです」

リバプール戦後に日本代表からの辞退が発表された三笘。(C)Getty Images

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 10月8日に行われたブライトン対リバプール戦。プレミアリーグの上位対決となったこの試合は、日本のファンにとっては三笘薫と遠藤航という代表の主力が激突する“日本人ダービー”としても注目を集めていた。

 結果から言えば、三笘は定位置となった左サイドハーフで先発フル出場した一方、代表の主将を務める遠藤は出番が訪れずに、肩透かしになってしまった。しかし試合自体は、一進一退の攻防で見ごたえのある一戦となった。

 ブライトンの優勢で試合が始まった中、序盤の三笘はボールタッチ数が極めて少なく、   
 開始から10分頃まではフリーキックのブロックで身体に当たったのと、ビルドアップの際に左サイドの低い位置でボールを受けたが、何もせずにパスをリターンしたシーンぐらいしかなかった。

 それでもブライトンの攻勢は続き、迎えた20分、右サイドハーフで先発起用されたシモン・アディングラがリバプール守備陣の一瞬の隙を突いて先制点を奪う。
 
 フィルジル・ファン・ダイクからアレクシス・マカリステルへの緩いパスをコートジボワール代表は見逃さなかった。力ないボールを素早くカットすると、ゴールキーパーのアリソン・ベッカーが飛び出していたことを確認し、すかさず右足を振り抜いて無人のゴールを狙った。低い弾道のシュートはアリソンの脇を通り過ぎてゴールに吸い込まれた。

 その後もブライトンペースで試合は進んだが、同40分にショートカウンターから鮮やかなパス回しで崩され、最後はサラーのシュートで被弾。さらに前半のアディショナルタイムにはPKを献上し、エジプト代表FWに再びネットを揺らされ、逆転を許してしまう。

 嫌な流れとなったブライトンだったが、後半になるとギアを上げていく。前半は精彩を欠いた三笘も、後半になると徐々に“らしさ”のあるプレーが出始める。60分ごろから立て続けてドリブルで仕掛ける場面も見られ、本人も後半になり「身体が動き始めてから仕掛けていった感じですね」と振り返った。
 
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