• トップ
  • ニュース一覧
  • 「そこまで覚えてるの?(笑)」。新潟Lの上尾野辺めぐみが驚く川澄奈穂美の記憶力。37歳となった今も現役を続けられている秘訣は...

「そこまで覚えてるの?(笑)」。新潟Lの上尾野辺めぐみが驚く川澄奈穂美の記憶力。37歳となった今も現役を続けられている秘訣は...

カテゴリ:女子サッカー

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年09月09日

「やばいかも」と思った時は...

新潟Lで再び、チームメイトになった2人。現在開催中のWEリーグ杯での活躍にも注目だ。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

――お二人は今年で37歳を迎えましたが、ここまで長く現役を続けられている要因は何だと思われますか?

上尾野辺 大きな怪我をしないことですね。昔よりもケアとかに入ることも増えました。プレーをしていて「あ、ちょっと危ないかも」というのが、経験を積んでくると、ある程度は分かるようになるので、そこでストップできるというか。上手くかいくぐってやっていますね。幸い、大きな怪我は経験がなく、長くても、多分2か月休んだのが1回あったぐらいです。

 もちろん練習は100パーセントでやらなければいけないので、全力でやります。でも、「あ、やばいかも」と思った時は、しょうがないので。「すみません。抜けさせてください」と申し出る。以前は、筋肉痛かもと思っていたのが、実は肉離れだったという経験もありましたので。 

川澄 私も健康第一だと思いますね。身体もそうですし、心もそうです。アスリートを続けるために、大事にしています。心の面では、もともと、それほどモチベーションとかもいらないタイプなんです。サッカーが好きで、ここまでやってこられているタイプなので。

 ただ、サッカーの練習の、例えば90分間や120分間に全力を注ぐために、もちろん、リラックスする場面は必要です。 ストレスも、もともと溜め込まない性格なんですけど(笑)。そういうのがあるからできているのかなと。 それがナチュラルにできるのが、自分のストロングでもあるのかなっていうふうには思っています。
 
――将来のビジョンとしては、やはり指導者を目ざすのでしょうか?

上尾野辺 どちらかというと、本当は裏方のほうが好きなんです。エキップをやってみたいですね。指導者に興味がないわけじゃないですけど、監督までは…という感じはありますね。

川澄 選手をやっていると、そのまま監督、指導者っていう雰囲気があって、でも小学校で生徒をやっていたから、みんな先生にはならないじゃないですか。向き不向きがあるので、そういう感じでしょうか。

 選手で成功して、良い監督になるのは、すごく難しいことだと思います。まあ、指導者を考えてないから、現役をやっている、とも言えますね(笑)。

※第4回終了(このシリーズ了)

取材・構成●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

WEリーグの観戦ポイントは? 新潟Lの川澄奈穂美&上尾野辺めぐみが指南「女性ならではの特長はある」「“推し”を作って楽しんで」

新潟L・川澄奈穂美&上尾野辺めぐみが今夏の女子W杯を回顧。レジェンドが思う、なでしこジャパンの進化と課題

WEリーグに電撃初参戦の川澄奈穂美、移籍の舞台裏を明かす。“盟友”上尾野辺めぐみは「日本ならアルビに来てほしかった」
【関連記事】
WEリーグの観戦ポイントは? 新潟Lの川澄奈穂美&上尾野辺めぐみが指南「女性ならではの特長はある」「“推し”を作って楽しんで」
新潟L・川澄奈穂美&上尾野辺めぐみが今夏の女子W杯を回顧。レジェンドが思う、なでしこジャパンの進化と課題
WEリーグに電撃初参戦の川澄奈穂美、移籍の舞台裏を明かす。“盟友”上尾野辺めぐみは「日本ならアルビに来てほしかった」
「ハッキリ物言うところ、好き」元なでしこ川澄奈穂美、コスタリカ戦の飾らない解説が話題!「めちゃいいな、楽しい」
岩渕真奈の引退会見に澤穂希がサプライズ登場!なでしこ後輩にエール「また輝き続けるのを私自身も楽しみにしています」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト シーズンラストの決定版
    5月16日発売
    2023-2024シーズン
    欧州5大リーグ
    BEST PLAYER
    元選手・識者たちが徹底討論!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ