「やばいかも」と思った時は...
――お二人は今年で37歳を迎えましたが、ここまで長く現役を続けられている要因は何だと思われますか?
上尾野辺 大きな怪我をしないことですね。昔よりもケアとかに入ることも増えました。プレーをしていて「あ、ちょっと危ないかも」というのが、経験を積んでくると、ある程度は分かるようになるので、そこでストップできるというか。上手くかいくぐってやっていますね。幸い、大きな怪我は経験がなく、長くても、多分2か月休んだのが1回あったぐらいです。
もちろん練習は100パーセントでやらなければいけないので、全力でやります。でも、「あ、やばいかも」と思った時は、しょうがないので。「すみません。抜けさせてください」と申し出る。以前は、筋肉痛かもと思っていたのが、実は肉離れだったという経験もありましたので。
川澄 私も健康第一だと思いますね。身体もそうですし、心もそうです。アスリートを続けるために、大事にしています。心の面では、もともと、それほどモチベーションとかもいらないタイプなんです。サッカーが好きで、ここまでやってこられているタイプなので。
ただ、サッカーの練習の、例えば90分間や120分間に全力を注ぐために、もちろん、リラックスする場面は必要です。 ストレスも、もともと溜め込まない性格なんですけど(笑)。そういうのがあるからできているのかなと。 それがナチュラルにできるのが、自分のストロングでもあるのかなっていうふうには思っています。
上尾野辺 大きな怪我をしないことですね。昔よりもケアとかに入ることも増えました。プレーをしていて「あ、ちょっと危ないかも」というのが、経験を積んでくると、ある程度は分かるようになるので、そこでストップできるというか。上手くかいくぐってやっていますね。幸い、大きな怪我は経験がなく、長くても、多分2か月休んだのが1回あったぐらいです。
もちろん練習は100パーセントでやらなければいけないので、全力でやります。でも、「あ、やばいかも」と思った時は、しょうがないので。「すみません。抜けさせてください」と申し出る。以前は、筋肉痛かもと思っていたのが、実は肉離れだったという経験もありましたので。
川澄 私も健康第一だと思いますね。身体もそうですし、心もそうです。アスリートを続けるために、大事にしています。心の面では、もともと、それほどモチベーションとかもいらないタイプなんです。サッカーが好きで、ここまでやってこられているタイプなので。
ただ、サッカーの練習の、例えば90分間や120分間に全力を注ぐために、もちろん、リラックスする場面は必要です。 ストレスも、もともと溜め込まない性格なんですけど(笑)。そういうのがあるからできているのかなと。 それがナチュラルにできるのが、自分のストロングでもあるのかなっていうふうには思っています。
――将来のビジョンとしては、やはり指導者を目ざすのでしょうか?
上尾野辺 どちらかというと、本当は裏方のほうが好きなんです。エキップをやってみたいですね。指導者に興味がないわけじゃないですけど、監督までは…という感じはありますね。
川澄 選手をやっていると、そのまま監督、指導者っていう雰囲気があって、でも小学校で生徒をやっていたから、みんな先生にはならないじゃないですか。向き不向きがあるので、そういう感じでしょうか。
選手で成功して、良い監督になるのは、すごく難しいことだと思います。まあ、指導者を考えてないから、現役をやっている、とも言えますね(笑)。
※第4回終了(このシリーズ了)
取材・構成●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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川澄 選手をやっていると、そのまま監督、指導者っていう雰囲気があって、でも小学校で生徒をやっていたから、みんな先生にはならないじゃないですか。向き不向きがあるので、そういう感じでしょうか。
選手で成功して、良い監督になるのは、すごく難しいことだと思います。まあ、指導者を考えてないから、現役をやっている、とも言えますね(笑)。
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