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新潟L・川澄奈穂美&上尾野辺めぐみが今夏の女子W杯を回顧。レジェンドが思う、なでしこジャパンの進化と課題

カテゴリ:女子サッカー

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年09月07日

「なでしこジャパンは、チームの戦い方をしっかり作っていた」

日本復帰の川澄は、女子W杯での解説でも注目を集めた。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 8月26日にWEリーグカップがスタート。開幕前に注目を集めたのが、川澄奈穂美のアルビレックス新潟レディースへの加入だ。

 女子サッカー界を代表する大物選手の入団を機に、川澄と、新潟L一筋18年の上尾野辺めぐみとの“同い年・幼なじみ対談”を実施。本稿では、日本女子代表が8強入りを果たした今夏の女子ワールドカップについて、2011年の優勝メンバーである2人に語ってもらった。

――◆――◆――

――女子ワールドカップの試合を見ましたか?

川澄 私は、日本の試合を全部見ました。

上尾野辺 私も見ました。

――なでしこジャパンの戦いぶりはどうでしたか?

上尾野辺 (日本が3連勝で首位通過した)グループステージから、すごく楽しませてもらって。日本は、応援したくなるようなチームというか、すごく楽しみなチームだと思って見ていました。

 きっと、選手からしたら、攻めたい気持ちだとか、いろんな気持ちがあるだろうなかで、あのように、しっかりと守備を整えて、チャンスが来たらカウンター。そういうチームの戦い方を、しっかり作っていたと思います。

川澄 上尾野辺が言ったことも、その通りだと思います。また、今回のチームはワールドカップ中に、色々と学んで成長していたチームなんだろうなっていうのは、外から見ていてすごく感じました。
 
――川澄選手は日本対コスタリカ(2-0)でのテレビ解説が好評でした。

川澄 オファーをいただいたので、とても良い機会ですし、受けさせていただきました。テレビだと、サッカーを知っている人に加えて、そうではない人も試合をご覧になると思うので、あまり玄人にしか理解できないことばかり言っても、と思っていました。そういった点を考えながら、感情もしっかり入れながら伝えられればいいと思って、解説しました。

――感情も交えた“本音”の解説、ですね。

川澄 視聴者の方の声を代弁するじゃないですが、共感は一つ大事なキーワードかなと思っていて。視聴者の方が思ったことが「あ、この解説者も、そう思っているんだ」っていうところが分かると、見ている方も面白いのかなと思うので。

 気持ちを口にしてはいけない、というルールもないですし、言葉に出して。もちろん、サッカーの戦術的なところを解説するところは意識して、両面をバランス良くできたらいいな、と意識してやっていましたね。 

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