まず気を付けたいのは相手の7番だ。

決戦前々日の日本の選手たちの表情は明るい。先発が予想されるオナイウもコンディションは良さそうだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

韓国の22番、クォン・チャンフンには欧州クラブのスカウトも目を光らせる。(C) Getty Images
一方で、決勝の相手・韓国で気を付けたいのはここまで4ゴールを奪っている7番のムン・チャンジンだ。予想される4-3-3のなかで、インサイドハーフを務めるであろうこのMFは、サイドに流れて突破を試みたかと思えば、最前線に駆け上がってフィニッシュに絡むなど、まさに神出鬼没なプレーヤーと言える。
加えて両ウイングにも注意が必要だ。レバークーゼンに所属する10番のリュ・スンウとすでにA代表入りを果たしている22番のクォン・チャンフンは、ともに高いテクニックと得点力を備えており、重要な場面でのゴールも目立つ。
この3人に加え、インサイドハーフの8番イ・チャンミンも頻繁にポジションを入れ替え、的を絞らせない攻撃を見せる。
さらに今大会の韓国は、個のタレントだけでなく戦術面でも目を引く戦いぶりを見せている。手倉森監督も、「すごいタクティカルだと思います。3バックで試合に入っても、メンバーを替えずに4-4-2へ変更できる」と認める、その「柔軟さ」が特長となっている。
手倉森監督は「戦略的に楽しみな一戦」と語るが、試合途中でもシステムを変えてくる相手にどう立ち向かうのかは注目だ。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
加えて両ウイングにも注意が必要だ。レバークーゼンに所属する10番のリュ・スンウとすでにA代表入りを果たしている22番のクォン・チャンフンは、ともに高いテクニックと得点力を備えており、重要な場面でのゴールも目立つ。
この3人に加え、インサイドハーフの8番イ・チャンミンも頻繁にポジションを入れ替え、的を絞らせない攻撃を見せる。
さらに今大会の韓国は、個のタレントだけでなく戦術面でも目を引く戦いぶりを見せている。手倉森監督も、「すごいタクティカルだと思います。3バックで試合に入っても、メンバーを替えずに4-4-2へ変更できる」と認める、その「柔軟さ」が特長となっている。
手倉森監督は「戦略的に楽しみな一戦」と語るが、試合途中でもシステムを変えてくる相手にどう立ち向かうのかは注目だ。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)