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【イラク戦/エリア別検証】1失点も守備陣の手堅さは変わらず。攻撃面は成長の跡が窺えたが…

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2016年01月27日

【ミドルサード】やはり遠藤の存在感は絶大だった。

コンディションが万全でなかった遠藤(3番)だが、的確なポジショニングとコーチングで守備を引き締めた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 足の付け根の違和感で、前日練習は軽いメニューをこなしただけだった遠藤は、予想に反して先発出場。キャプテンの存在感はやはり大きかった。

「相手の8番(1トップのアブドゥルラヒーム)は強さがあって、なんとか入れ替わられずに最終ラインで勝負させないようなポジショニングを取ろうと思っていました。8番に収まったとしても、次の相手に対して前向きにプレッシャーに行けるように意識しました。最低限ボランチの前でプレーさせられれば良いので。収まる時は収まっちゃうので、落としに対してすぐに対応に行けるようにしました」と話したように、遠藤はCBやボランチの相棒である原川と協力して守備ブロックを形成。ディフェンスの中心に立ち、周囲を鼓舞する姿は頼もしい限りだった。

 見事な決勝弾を挙げた原川も、遠藤が後ろに控えるという安心感があったからこそ、試合終盤に高い位置をキープできたのだろう。

 また右サイドハーフに入った南野の貢献も見逃せない。守備時にはマークをする相手から決して離れず、最終ラインまで戻って対応した。そして、ひとたびボールを持てば、キレのあるドリブルでカウンターをしかける。原川の決勝ゴールもこの18番のクロスが起点となった。

 左サイドハーフの中島は相手のフィジカルに苦戦したが、残りの3人は高い守備意識を持ちつつ、攻撃時には原川、南野が仕事を果たすなど、中盤はおおむね機能したと言える。
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