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「日本の10番を背負える逸材になりたい」U-18代表MF大関友翔が国際舞台で出色のパフォーマンス。才能を示した極上のスルーパス

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2023年08月18日

「国と国の戦いはこういうことなんだなと」

10番へのこだわりは強い。2年後の大舞台を見据え、「自分が引っ張っていきたい」と意気込む。写真:松尾祐希

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 その一方で課題もある。後半5分に失点した場面は、自身のパスミスがきっかけとなったからだ。

「自分のプレーは出せたと思うけど、やっぱり失点に絡んでしまったので、そこは反省しないといけない」

 どんなに素晴らしいプレーを見せても、ミスが増えれば意味がない。より精度を高めていく作業は今後の課題として残る。また、国を背負って戦う難しさも思い知らされた。

「血のたぎりをより一層強く感じさせられましたし、国と国の戦いはこういうことなんだなと思います。ただ、気持ちの部分や走り切る部分は、国同士の戦いになればなるほど強くなるというのは感じた」

 実際に韓国のインテンシティは高く、球際の強度や声の部分では相手に圧倒されて後手に回った。
 
 2年後のワールドカップまでは1年10か月。残された時間は長いようで短い。だからこそ、強い言葉で覚悟を示す。

「10番を背負いたいと思っていた。ワールドカップもあるので、自分が引っ張っていきたいという想いは強くある。そういう意味でも代表の10番をずっと背負えるような活躍をこの大会でして、チームに帰ってからも(プレーで示して)日本の10番を背負える逸材になりたい」

 今大会は残り2試合。静岡ユース(18歳以下の静岡県選抜)とU-20関東大学選抜との戦いで結果を残せれば、可能性は大きく広がる。代表で新たなスタートを切った注目株から目が離せない。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

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