ポジショニングやパス捌きでらしさを見せる
川崎がバイエルンに0-1で敗れた一戦で、待望のデビューを果たしたのが、今季ユースから昇格した“未来の司令塔”候補である大関友翔だ。
川崎U-18では10番を背負い、レジェンドの中村憲剛氏から薫陶を受けてきたタレントはしかし、高井幸大、松長根悠仁、名願斗哉ら同世代が早いタイミングでプロのピッチに立つなか、フィジカル面の課題に取り組みながら、なかなかチャンスを得ることができなかった。
それでも全力で練習に取り組み、コミュニケーション力に長け、常に取材陣の質問に真摯に答える好青年の姿を見てきたからこそ、28番が遂にピッチ脇に表われた際にはグッとくるものもあった。
バイエルンが大きくメンバーを入れ替えていた面もあっただろう。それでも大関は、意識し続けるポジショニングや展開力で、らしさを発揮。「練習から狭いコートで強度が高いなかでやっているので、フルコートになったらそんなにプレッシャーは感じなかったです」と頼もしいコメントも残している。
その姿に、ABEMAで解説を務めた槙野智章氏、鄭大世氏も称賛を送ったようで、取材陣からその話が出ると、笑みを浮かべていた。
川崎U-18では10番を背負い、レジェンドの中村憲剛氏から薫陶を受けてきたタレントはしかし、高井幸大、松長根悠仁、名願斗哉ら同世代が早いタイミングでプロのピッチに立つなか、フィジカル面の課題に取り組みながら、なかなかチャンスを得ることができなかった。
それでも全力で練習に取り組み、コミュニケーション力に長け、常に取材陣の質問に真摯に答える好青年の姿を見てきたからこそ、28番が遂にピッチ脇に表われた際にはグッとくるものもあった。
バイエルンが大きくメンバーを入れ替えていた面もあっただろう。それでも大関は、意識し続けるポジショニングや展開力で、らしさを発揮。「練習から狭いコートで強度が高いなかでやっているので、フルコートになったらそんなにプレッシャーは感じなかったです」と頼もしいコメントも残している。
その姿に、ABEMAで解説を務めた槙野智章氏、鄭大世氏も称賛を送ったようで、取材陣からその話が出ると、笑みを浮かべていた。
もっとも「4万5千人以上の前で、バイエルンとやらせてもらったことは自分のサッカー人生をすごく成長させてもらったと思いますし、ただまだ公式戦デビューをしていないので、デビューできるように、今日感じたことを生かしたいです」と先を見据える。
川崎らしさを継承する存在として、ここから出場数を増やしていくことに期待したい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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