同ポジションに新戦力が加入
質疑応答で少し驚いたのが、記者から「プレミア2年目」について質問が飛んだ時だった。
「昨年のプレーシーズンはアピールする立場だったが、今年は昨年に比べてどう違ったか」と問われると、次のように返した。
「いや、一緒ですね。アピールしないといけないですし、地位を確立しないといけないので、そこは変わらないです。求められているレベルがより高くなってきているので、そこに結果で応えるしかないかなと思います。新しい選手が入ってきて、またまた競争が始まるんで、ゼロからスタートですね」
「ゼロからスタート」と聞いたときは、さすがに面食らった。昨シーズンはブライトンの中心選手として稼働し、ゴール前の局面における“崩しの切り札”として機能した。今シーズンも攻撃の中核を担うが、新しい選手の加入で、より気を引き締めているという。
日本代表の主戦場である左サイドには、コートジボワール代表MFのシモン・アディングラが新たに加わった。昨夏の時点でブライトンと契約を交わしていたが、ベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズにレンタル移籍し、47試合に出場で14ゴールを決めた。そこでの活躍が認められ、21歳のアタッカーはブライトン復帰を果たした。つまり、2年前の三笘と、同じルートを辿ってブライトンに戻ってきたわけだ。
「昨年のプレーシーズンはアピールする立場だったが、今年は昨年に比べてどう違ったか」と問われると、次のように返した。
「いや、一緒ですね。アピールしないといけないですし、地位を確立しないといけないので、そこは変わらないです。求められているレベルがより高くなってきているので、そこに結果で応えるしかないかなと思います。新しい選手が入ってきて、またまた競争が始まるんで、ゼロからスタートですね」
「ゼロからスタート」と聞いたときは、さすがに面食らった。昨シーズンはブライトンの中心選手として稼働し、ゴール前の局面における“崩しの切り札”として機能した。今シーズンも攻撃の中核を担うが、新しい選手の加入で、より気を引き締めているという。
日本代表の主戦場である左サイドには、コートジボワール代表MFのシモン・アディングラが新たに加わった。昨夏の時点でブライトンと契約を交わしていたが、ベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズにレンタル移籍し、47試合に出場で14ゴールを決めた。そこでの活躍が認められ、21歳のアタッカーはブライトン復帰を果たした。つまり、2年前の三笘と、同じルートを辿ってブライトンに戻ってきたわけだ。
右サイドでも稼働できるアディングラとは共存も可能かと思うが、ライバルの加入で三笘は気持ちは一層高まっている。その後の質疑応答でも、日本代表に慢心はまるで見えなかった。
記者:ゴール数に関しては、公式戦10ゴールという昨シーズンの成績がひとつ目安になるか
「それは目安になりますけど、警戒される度合いが違うと思うので、そこは去年より難しいと自覚しています」
記者:昨シーズンの課題は?
「判断が悪い時に、パフォーマンスが悪いというところがあります。いかに冷静にプレーできるかっていうところと、毎回同じコンディションで臨めるかってところが鍵ですね」
記者:オフに昨シーズンの自分のパフォーマンスを振り返ったか
「振り返りましたし、自分の課題と向き合ってるところなので。シーズンを進めながら、もっともっと強化できると思います」
ここから、来年5月まで待ったなしの長いシーズンが始まる。特に今シーズンのブライトンは欧州リーグにも参戦し、昨シーズン以上の過密日程となる。また1月には、日本代表としてアジアカップも控える。
世界最高峰のプレミアリーグで、昨シーズンを超えるインパクトを放つことができるか──。三笘の新しい挑戦が今、スタートする。
取材・文●田嶋コウスケ
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「判断が悪い時に、パフォーマンスが悪いというところがあります。いかに冷静にプレーできるかっていうところと、毎回同じコンディションで臨めるかってところが鍵ですね」
記者:オフに昨シーズンの自分のパフォーマンスを振り返ったか
「振り返りましたし、自分の課題と向き合ってるところなので。シーズンを進めながら、もっともっと強化できると思います」
ここから、来年5月まで待ったなしの長いシーズンが始まる。特に今シーズンのブライトンは欧州リーグにも参戦し、昨シーズン以上の過密日程となる。また1月には、日本代表としてアジアカップも控える。
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