「選択肢を増やしてくれる。本当にやりやすい」
松田も「僕がボールを持った時に(齋藤)俊輔がワイドに張ってくれていたら、僕もそのままドリブルかサイドチェンジかの複数の選択肢を持てますし、近くにいた時は僕のコースを素早く把握して、さらに選択肢を増やしてくれる。本当にやりやすいです」と語ったように、ドリブルの際は常に齋藤の動きを視野に入れている。
また、「俊輔は縦に仕掛けてくることが多いので、僕が中央のスペースに入ったり、クロスにマイナスで合わせられるようにしたりして動きます。大事にしているのは、俊輔がボールを持った時になるべく近いポジションでプレーすることで、縦に来ても、カットインしに来ても良いように、邪魔せずにかつ活用できるポジションを意識しています」と齋藤の活かし方も十分に把握をしている。
こうした相互理解をベースに、それぞれの能力だけに頼るのではなく、お互いのドリブルの最大値を引き出しあっているからこそ、相手に脅威となる攻撃を仕掛け続けられているし、それをより強固なものにしたのがインターハイだった。
また、「俊輔は縦に仕掛けてくることが多いので、僕が中央のスペースに入ったり、クロスにマイナスで合わせられるようにしたりして動きます。大事にしているのは、俊輔がボールを持った時になるべく近いポジションでプレーすることで、縦に来ても、カットインしに来ても良いように、邪魔せずにかつ活用できるポジションを意識しています」と齋藤の活かし方も十分に把握をしている。
こうした相互理解をベースに、それぞれの能力だけに頼るのではなく、お互いのドリブルの最大値を引き出しあっているからこそ、相手に脅威となる攻撃を仕掛け続けられているし、それをより強固なものにしたのがインターハイだった。
「インターハイを通して改めて感じたのは、斎藤はいい意味で切磋琢磨できる特別な存在だということ。これからもライバルとして、最高のパートナーとして残りの半年間を走り抜けたいと思います」
優勝こそ逃したが、松田の表情は非常に前向きで引き締まっていた。PK戦の末に敗退が決まった後、泣きじゃくる仲間一人ひとりに声をかけて、涙を一切見せなかった。それは覚悟と意志の表れだ。
冬の選手権でも松田と齋藤のコンビネーションが猛威を振るうことに大きな期待が高まる言葉と立ち振る舞いを残して、2人は北海道の地を後にした。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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