「自分たちは勝てないと思い込んでいた」チームが着実に成長
昨年の選手権はベスト16まで勝ち進み、国見復活を印象づけたが、新チームで残った主力は平田を含めた数名程度。一からのチーム作りを余儀なくされ、年明け1月の末に行なわれた県新人大会は初戦敗退で終わった。
「自分たちの代になったらやってやるぞと意気込んでいたら、出端をくじかれた。そこから勝っていくにはどうしようと考えたのが、今年のチーム」と振り返る木藤監督。新人戦で敗れてからはライバル校たちがピッチで躍動するのを尻目に、国見の選手は運営担当として裏方に回った。「悔しい気持ちを心の奥に秘めて、次の高校総体やリーグ戦でやり返そうとみんなで話していました」とは平田の弁だ。
以降はなかなか調子が上がらない時期が続いたが、春休みに行なった静岡遠征を機に「自分たちは勝てないと思い込んでいた」(中山)チームが白星を重ねて、手応えを掴んでいった。この夏の勝ち上がりは国見の選手にとって、また新たな自信に繋がったのは間違いない。
「自分たちの代になったらやってやるぞと意気込んでいたら、出端をくじかれた。そこから勝っていくにはどうしようと考えたのが、今年のチーム」と振り返る木藤監督。新人戦で敗れてからはライバル校たちがピッチで躍動するのを尻目に、国見の選手は運営担当として裏方に回った。「悔しい気持ちを心の奥に秘めて、次の高校総体やリーグ戦でやり返そうとみんなで話していました」とは平田の弁だ。
以降はなかなか調子が上がらない時期が続いたが、春休みに行なった静岡遠征を機に「自分たちは勝てないと思い込んでいた」(中山)チームが白星を重ねて、手応えを掴んでいった。この夏の勝ち上がりは国見の選手にとって、また新たな自信に繋がったのは間違いない。
「平田キャプテンを中心に、ここまでは凄く良い積み重ねができているので、夏で得た自信とまだまだ足りないことを積み上げていきながら、勝負の冬に向かっていきたい」
木藤監督が決意を新たにしたように、全国3位という称号とあと数歩のところでタイトルに届かなかった悔しさを活かし、また冬に向けてチャレンジを続けていく。
取材・文●森田将義
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