本来攻撃的なタイだが「べた引き」になるとの情報も。となれば決定力が必要に。
守備面で気になるのはボランチだ。大会直前にインフルエンザで体調を崩したものの、なんとか北朝鮮戦に間に合った遠藤に関しては「使うぞとは言っていないが、お前はキャプテンだぞとは声はかけました。明日までに考えたい」と手倉森監督は話す。
もし遠藤に大事を取らせるならば、北朝鮮戦で交代出場し、「唯一ボールを持ってフェイントが入る。相手をだましながらパス&コントロールをしていた」と指揮官が評価した原川が大島とコンビを組むだろう。
また、ドリブルが得意で小回りが利く選手が多く、攻撃的なサッカーをするタイに対しては、CBはより地上戦での対応力に優れた岩波、奈良の組合せが考えられる。
加えてSBは右膝の負傷から復帰した松原が満を持しての登場か。低くて速いクロスを上げる際にまだ違和感があるというが、「決勝トーナメントに入った時に、みんなが万全になっている状況にしたい。起用する時間はコントロールしていければ」(手倉森監督)との言葉を聞けば、起用は十分にあり得る。
タイに関しては「相手の監督はA代表のシンガポール戦が勉強になったと言っていた」(手倉森監督)という情報もある。当時のシンガポールは、日本に対してべた引きの、超守備的布陣を採用した。タイも同様の形を取るならば、チャンスを与えられた選手たちには、決定機を決め切る力が求められる。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
もし遠藤に大事を取らせるならば、北朝鮮戦で交代出場し、「唯一ボールを持ってフェイントが入る。相手をだましながらパス&コントロールをしていた」と指揮官が評価した原川が大島とコンビを組むだろう。
また、ドリブルが得意で小回りが利く選手が多く、攻撃的なサッカーをするタイに対しては、CBはより地上戦での対応力に優れた岩波、奈良の組合せが考えられる。
加えてSBは右膝の負傷から復帰した松原が満を持しての登場か。低くて速いクロスを上げる際にまだ違和感があるというが、「決勝トーナメントに入った時に、みんなが万全になっている状況にしたい。起用する時間はコントロールしていければ」(手倉森監督)との言葉を聞けば、起用は十分にあり得る。
タイに関しては「相手の監督はA代表のシンガポール戦が勉強になったと言っていた」(手倉森監督)という情報もある。当時のシンガポールは、日本に対してべた引きの、超守備的布陣を採用した。タイも同様の形を取るならば、チャンスを与えられた選手たちには、決定機を決め切る力が求められる。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)