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「昨季11ゴールと大ブレイク」「ジョルディからレギュラーを奪った19歳」海外識者を唸らせるラ・リーガの若手トップランナー5選【現地発】

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2023年08月08日

カマビンガは左SBの新境地を開く

 バルセロナのバルデも大きな飛躍を遂げたひとりだ。攻撃力と対人守備にも優れ、ジョルディ・アルバからレギュラーの座を奪い取った。

 ドリブルは緩急が効き、縦への仕掛け、内へのカットインと自由自在で相手に的を絞らせない。34節エスパニョール戦では、突破力を見せつけてレバンドフスキの先制弾をアシストしている。

 このバルデと左サイドで縦に並び、抜群の補完関係を築いたのがガビだった。ほぼ完璧に演じたのは“偽ウイング”とも言うべき役回りで、局面に応じて最適なポジションを取って最善のプレーを選択してチームを機能させた。
 

 証明したのは卓越した戦術的インテリジェンスだ。かといって闘争心も旺盛で、ルーズボールに頭から突っ込んだアスレティック・ビルバオ戦(25節)での勇気あるプレーには畏敬をさえ覚えた。ボールを持ってのプレーにはまだ改善の余地があるとはいえ、デビュー2年目を終えた18歳は確実に成長を遂げている。
 

 2年目で新境地を開いたのがレアル・マドリーのエドゥアルド・カマビンガだ。フェルラン・メンディの故障離脱で左SBを務めると、そのままレギュラーに定着した。印象的だったのがチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦(準決勝・第1レグ)のアシストだ。

 ルカ・モドリッチとのワンツーで抜け出し、およそ60メートルを一気に攻め上がってヴィニシウス・ジュニオールに折り返し、先制ゴールをお膳立てしたこのプレーに象徴されるように、左サイドの攻撃に新たな側面を加え、ヴィニシウスに集中しがちな相手のマークを分散させるというプラスアルファをもたらしている。

●文:アルベル・ブラジャ(Relevo)
●翻訳:下村正幸

※『ワールドサッカーダイジェスト』2023年7月6日号より加筆・修正

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