「ラスト30メートルで質の高い仕事」
リオネル・メッシやカリム・ベンゼマ、セルヒオ・ブスケッツら一時代を築き上げた稀代の名手たちがクラブサッカーの第一線から退いた。その一方で、彼らからバトンを引き継ぎうるスター候補生も続々と出現している。
とはいえ玉石混交のタレント群の中から“本物”を見極めるのは容易ではない。そこで今回は欧州現地の事情通たちに特別な才能を持った若手5人の選出をオーダー。2002年以降に生まれた“トップランナー”をリーグごとに紹介していく。
第1回はラ・リーガ編(選出対象は22-23シーズン終了時にラ・リーガ1部クラブに所属していた02年以降生まれの選手)だ。
●海外識者が選出した新世代の出世頭
・ペドリ(バルセロナ/スペイン代表)
・ガブリ・ベイガ(セルタ/スペインU-21代表)
・アレックス・バルデ(バルセロナ/スペイン代表)
・ガビ(バルセロナ/スペイン代表)
・エドゥアルド・カマビンガ(レアル・マドリー/フランス代表)
とはいえ玉石混交のタレント群の中から“本物”を見極めるのは容易ではない。そこで今回は欧州現地の事情通たちに特別な才能を持った若手5人の選出をオーダー。2002年以降に生まれた“トップランナー”をリーグごとに紹介していく。
第1回はラ・リーガ編(選出対象は22-23シーズン終了時にラ・リーガ1部クラブに所属していた02年以降生まれの選手)だ。
●海外識者が選出した新世代の出世頭
・ペドリ(バルセロナ/スペイン代表)
・ガブリ・ベイガ(セルタ/スペインU-21代表)
・アレックス・バルデ(バルセロナ/スペイン代表)
・ガビ(バルセロナ/スペイン代表)
・エドゥアルド・カマビンガ(レアル・マドリー/フランス代表)
ペドリは22-23シーズンも圧倒的なクオリティーを発揮した。またしても怪我に泣かされたとはいえ、タメを作り、決定的なパスを通したラスト30メートルでの質の高い仕事ぶりがとくに際立っていた。アタッキングサードへの侵入はチーム最多の1試合平均9.5回で、これまで以上に攻撃に深みを加えた。
鮮烈だったのは、2節レアル・ソシエダ戦の開始30秒のプレーだ。自陣ゴール前でボールを持つと、完璧なコントロールとフェイントで密集を切り抜けてアレックス・バルデの足下へパスを付け、ロベルト・レバンドフスキの先制ゴールを導く起点となった。
セルタで11ゴールを叩き出すなど大ブレイクしたのがガブリ・ベイガだ。多彩なフィニッシュワークに加え、創造性豊かなパス、力強いドリブルでも魅せた。頭でポンポンとコントロールしてDFを振り切り、技ありのループでGKの頭上を抜いたベティス戦(20節)のゴールは才能が凝縮した一発だった。
鮮烈だったのは、2節レアル・ソシエダ戦の開始30秒のプレーだ。自陣ゴール前でボールを持つと、完璧なコントロールとフェイントで密集を切り抜けてアレックス・バルデの足下へパスを付け、ロベルト・レバンドフスキの先制ゴールを導く起点となった。
セルタで11ゴールを叩き出すなど大ブレイクしたのがガブリ・ベイガだ。多彩なフィニッシュワークに加え、創造性豊かなパス、力強いドリブルでも魅せた。頭でポンポンとコントロールしてDFを振り切り、技ありのループでGKの頭上を抜いたベティス戦(20節)のゴールは才能が凝縮した一発だった。