タイトル総なめ。足りないのはJ3優勝
「そんな時に、神奈川県2部(当時)のはやぶさイレブンから話をいただきました。妻に相談したら『サッカーできる環境があるんだったら、もう少しやったら』と背中を押されました。ただ、サッカー選手である前に、1人の父親であり、家族の大黒柱。考えなきゃいけない部分もありましたけど、『サッカー選手の姿をもう少し見ていたい』いう言葉が決め手になった。
社会人チームではあったけど、毎年昇格したら4~5年後にはもう一度、プロの世界に戻れるかもしれない。そう思って本気で飛び込む決意をして、2年間プレーし、2年続けて昇格に貢献することができました」と、水野は人生初のアマチュアリーグに参戦した経緯を改めて口にした。
そこから今季、再びJ3に戻ってくるというのも、大胆な決断に他ならなかった。いわてとは相模原時代の知人を通じて縁が生まれ、兄・和樹(現はやぶさイレブンコーチ)が松原監督と沖縄かりゆしFCでプレーした間柄ということもあって、身近に感じられたクラブだった。
「お前の経験が必要だ。プロとしての立ち振る舞いを見せてほしい。もちろんピッチ上でもチームのために貢献してほしい」と指揮官直々に熱望されたことで、水野は心を動かされたという。
「僕は一応、レイソルでJ1とJ2で優勝しているし、天皇杯もナビスコカップも獲って、タイトルは総なめしているんです。だけど、J3優勝というのは経験がない。相模原時代にJ2昇格はしたんですけど、J3優勝っていうピースだけが足りなかった。優勝するために自分の力を尽くせれば嬉しいなという気持ちがすごく強かったですね」と本音を吐露する。
社会人チームではあったけど、毎年昇格したら4~5年後にはもう一度、プロの世界に戻れるかもしれない。そう思って本気で飛び込む決意をして、2年間プレーし、2年続けて昇格に貢献することができました」と、水野は人生初のアマチュアリーグに参戦した経緯を改めて口にした。
そこから今季、再びJ3に戻ってくるというのも、大胆な決断に他ならなかった。いわてとは相模原時代の知人を通じて縁が生まれ、兄・和樹(現はやぶさイレブンコーチ)が松原監督と沖縄かりゆしFCでプレーした間柄ということもあって、身近に感じられたクラブだった。
「お前の経験が必要だ。プロとしての立ち振る舞いを見せてほしい。もちろんピッチ上でもチームのために貢献してほしい」と指揮官直々に熱望されたことで、水野は心を動かされたという。
「僕は一応、レイソルでJ1とJ2で優勝しているし、天皇杯もナビスコカップも獲って、タイトルは総なめしているんです。だけど、J3優勝というのは経験がない。相模原時代にJ2昇格はしたんですけど、J3優勝っていうピースだけが足りなかった。優勝するために自分の力を尽くせれば嬉しいなという気持ちがすごく強かったですね」と本音を吐露する。
とはいえ、関東のはやぶさイレブンとは違い、いわては遠隔地。単身赴任を余儀なくされる。子どもたちは中学生2人でお金がかかる時期で、二重生活というのは負担が大きい。そういう部分では思うところも少なくなかったが、はやぶさイレブン加入時と同様に、家族が背中を押してくれたことが大きかった。
「俺がサッカー選手だっていうのを、子どもたちが覚えられるようになるまでは現役を続けたいなというのは、前々から思っていました。今はもう十分に分かっていて、最近は『パスばっかりでドリブルしない』『シュートも打たない』『もっとドリブルすればいい』と要求もされています(苦笑)。
もし自分がタイミングをずらして敵を外したり、逆を取るドリブルが得意な選手だったら、今でもそういったプレーができるかもしれないけど、スピード1本で勝負してきた選手。そういう意味ではなかなか難しいんですけど、アイデアや技術で見せたりはできると思うんです。
自分の良さを出したほうがチームのプラスになれる。まだ出場67分と短いけど、『優勝・昇格』という目標が最優先だと考えています」と、水野は日に日に闘志が高まっていることを明かす。
千葉レジェンドが古巣に愛の苦言「多くの人々が20年前の過去に生きている!」「どうすればJ1に昇格できるか誰も知らない」
「俺がサッカー選手だっていうのを、子どもたちが覚えられるようになるまでは現役を続けたいなというのは、前々から思っていました。今はもう十分に分かっていて、最近は『パスばっかりでドリブルしない』『シュートも打たない』『もっとドリブルすればいい』と要求もされています(苦笑)。
もし自分がタイミングをずらして敵を外したり、逆を取るドリブルが得意な選手だったら、今でもそういったプレーができるかもしれないけど、スピード1本で勝負してきた選手。そういう意味ではなかなか難しいんですけど、アイデアや技術で見せたりはできると思うんです。
自分の良さを出したほうがチームのプラスになれる。まだ出場67分と短いけど、『優勝・昇格』という目標が最優先だと考えています」と、水野は日に日に闘志が高まっていることを明かす。
千葉レジェンドが古巣に愛の苦言「多くの人々が20年前の過去に生きている!」「どうすればJ1に昇格できるか誰も知らない」