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【バイタルエリアの仕事人】vol.29 井手口陽介|「攻撃より守備のほうがやりがいを感じている」故郷の福岡で再出発した26歳が“ボランチの理想像”と語る選手は?

カテゴリ:Jリーグ

中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年06月27日

「対峙してやりづらいなと感じたのは…」

井手口が考える良い選手の条件は「ボール奪取の能力に長けている選手」だという。写真:滝川敏之

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 井手口のポジションは、チームの生命線とも言えるボランチだ。攻撃にも守備にも関わる役割を担うなか、バイタルエリアを制するうえで意識しているプレーとは?

――◆――◆――

 攻撃では、やっぱり2列目からタイミング良く、飛び出していくこと。なんでもかんでもというわけではなく、今で言うアンダーラップ、ここに来られると相手はマークしづらいなというスペースに入っていきたいと毎試合、考えています。

 逆に守備は感覚の部分が多いです。自分は真ん中のポジションなので、行くところと行かないところのメリハリを持ってやっている。ボランチは特に攻守ともに重要ですけど、守備のほうがよりやりがいを感じています。

 参考にしている選手は特にいませんが、山口蛍選手(ヴィッセル神戸)は、リスペクトしているし、勉強になる。「走れる」、「戦える」は当たり前で、足もとの技術もしっかりしているし、ここぞというタイミングで攻撃に参加している。ボランチの理想像です。
 
 あと、対峙してやりづらいなと感じたのは、レオ・シルバ選手(元新潟、元鹿島、元名古屋)。攻撃では山口選手と同じく足もとの技術が高く、守備でも効いている。プレスをかけてくる時に、気配を消して寄ってくるんです。衝撃を受けましたね。

 自分が考える良い選手の条件は、守備ではボール奪取の能力に長けている選手。攻撃では、派手なプレーをするのではなく、シンプルにプレーできる選手が好きですね。

※後編に続く。次回は6月28日に公開予定です。

取材・構成●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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