【連載】霊長類ヒト科サポーター図鑑vol.6「宮本亜紗美」(V・ファーレン長崎サポーター)――“応援するきっかけはマスコットでもイケメンでも良い”
カテゴリ:Jリーグ
2015年12月25日
サポーターの女子比率の高さは魅力。
今季、長崎はJ1昇格プレーオフに出場できました。結果は残念でしたけど(準決勝敗退)、監督の高木(琢也)さんがやろうとしてきたことが、就任3年目でしっかりできている印象ですね。最初の頃は「お客さん」という感じで、あまり表情を表に出さない方でしたけど、今季はゴールが決まると選手と一緒に喜びを爆発させている姿を何度も見ました。高木さんも吹っ切れたんじゃないですかね。今年はオール長崎で戦えたのは良かったと思います。
なにかの記事で読んだんですけど、長崎ってJ2クラブの中では女子比率がかなり高いらしいんですね。実際、ゴール裏には女子が多いですよ。きっかけはいろいろです。マスコットのヴィヴィくんから入る人もいるし(笑)、神崎(大輔)とか上形(洋介)とか、イケメン系の選手の応援から入る人もいる。
今、女子サポで一番人気なのは、湘南からレンタルで来ている梶川(諒太)ですね。背が低くて(164センチ)、小動物みたいな可愛らしさに惹かれる人が多いです(笑)。応援するきっかけは、マスコットでもイケメンでも良いと私は思っています。
長崎は美味しいものもたくさんありますが、一番の自慢はやっぱり「人の温かさ」でしょうね。長崎で道を尋ねたら「すぐそこやけん、一緒にこんね!」って感じで、目的地まで連れて行ってくれるような場面がよくあります。J2クラブを応援している皆さん、来年はぜひ長崎にいらしてくださいね!
――◆――◆――
■座右の銘:クラブがあることに常に感謝!
■歴代で最も尊敬する監督:佐野達
■歴代で最も愛した選手:水永翔馬
■最も記憶に残る試合:2013年3月10日 J2リーグ第2節、V・ファーレン長崎対ガンバ大阪(長崎県立総合運動公園陸上競技場)
■理由:J2に昇格して初のホーム戦で、クラブ史上最多1万8153人の観客が集まりました。前半に3点を奪われ、誰もがビッグクラブとの力の差を感じ落胆しかけたなか、後半に水永選手が気持ちで1点を奪い返しました。あの瞬間、感動で震えと涙が止まりませんでしたね。長崎というクラブにとって単なる1点ではない、もっと大きな意味をもつゴールになったと確信しています。
※当連載ではご登場いただけるサポーターの方を随時募集しています。ご興味のある方は、下記メールアドレスまで、氏名、どのような形でチームを応援しているか、応援時の写真、アンケート回答(座右の銘、歴代で最も尊敬する監督、歴代で最も愛した選手、最も記憶に残る試合とその理由、あなたにとって応援するクラブとは)をお願いいたします。カテゴリーは問いません(J3以下、なでしこリーグでも構いません)
weeklysd@nsks.com
宇都宮徹壱/うつのみや・てついち 1966年、東京都生まれ。97年より国内外で「文化としてのフットボール」をカメラで切り取る活動を展開中。近著に『フットボール百景』(東邦出版)。自称、マスコット評論家。公式メールマガジン『徹マガ』。http://tetsumaga.com/
なにかの記事で読んだんですけど、長崎ってJ2クラブの中では女子比率がかなり高いらしいんですね。実際、ゴール裏には女子が多いですよ。きっかけはいろいろです。マスコットのヴィヴィくんから入る人もいるし(笑)、神崎(大輔)とか上形(洋介)とか、イケメン系の選手の応援から入る人もいる。
今、女子サポで一番人気なのは、湘南からレンタルで来ている梶川(諒太)ですね。背が低くて(164センチ)、小動物みたいな可愛らしさに惹かれる人が多いです(笑)。応援するきっかけは、マスコットでもイケメンでも良いと私は思っています。
長崎は美味しいものもたくさんありますが、一番の自慢はやっぱり「人の温かさ」でしょうね。長崎で道を尋ねたら「すぐそこやけん、一緒にこんね!」って感じで、目的地まで連れて行ってくれるような場面がよくあります。J2クラブを応援している皆さん、来年はぜひ長崎にいらしてくださいね!
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■座右の銘:クラブがあることに常に感謝!
■歴代で最も尊敬する監督:佐野達
■歴代で最も愛した選手:水永翔馬
■最も記憶に残る試合:2013年3月10日 J2リーグ第2節、V・ファーレン長崎対ガンバ大阪(長崎県立総合運動公園陸上競技場)
■理由:J2に昇格して初のホーム戦で、クラブ史上最多1万8153人の観客が集まりました。前半に3点を奪われ、誰もがビッグクラブとの力の差を感じ落胆しかけたなか、後半に水永選手が気持ちで1点を奪い返しました。あの瞬間、感動で震えと涙が止まりませんでしたね。長崎というクラブにとって単なる1点ではない、もっと大きな意味をもつゴールになったと確信しています。
※当連載ではご登場いただけるサポーターの方を随時募集しています。ご興味のある方は、下記メールアドレスまで、氏名、どのような形でチームを応援しているか、応援時の写真、アンケート回答(座右の銘、歴代で最も尊敬する監督、歴代で最も愛した選手、最も記憶に残る試合とその理由、あなたにとって応援するクラブとは)をお願いいたします。カテゴリーは問いません(J3以下、なでしこリーグでも構いません)
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宇都宮徹壱/うつのみや・てついち 1966年、東京都生まれ。97年より国内外で「文化としてのフットボール」をカメラで切り取る活動を展開中。近著に『フットボール百景』(東邦出版)。自称、マスコット評論家。公式メールマガジン『徹マガ』。http://tetsumaga.com/