【新連載】霊長類ヒト科サポーター図鑑vol.1「盟主」(アビスパ福岡サポーター)――ネットの世界から現実の世界へ

カテゴリ:Jリーグ

宇都宮徹壱

2015年07月25日

福岡のサポ気質は、一言で言えば「お祭り好き」!

最近はゴール裏でも見られるようになり、他サポの間でも話題になっている「盟主」。写真:宇都宮徹壱

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「福岡は九州の盟主たい!」
盟主(J2・アビスパ福岡サポーター)
 
 J1から地域リーグまで、さまざまなカテゴリーの興味深いサポーターにインタビューし、いずれ『サポーター図鑑』にしてしまおうという当企画。第1回は「とにかくインパクトのある人を」ということで、アビスパ福岡の『盟主』に登場いただくことになった。
 
 盟主とは、もともとはネット上のAA(アスキーアート※文字のみを用いて作成された絵)だったのだが、やがてリアルの世界でも活動するようになり、2年前のクラブの経営危機の際には「1000円募金」を呼びかけて話題になった(募金した人にはもれなく『盟主botキラシール』がプレゼントされた)。
 
 最近は「実体化」した盟主の姿がゴール裏でも見られるようになり、他サポの間でも話題になっている。さっそく、ご本人に語っていただこう。(取材日:7月4日@味スタ)
 
――◆――◆――
 
 今季のアビスパはようやっとるね。監督が井原(正巳)さんになって、いきなり開幕から3連敗した時は「まあ1年生監督だから、仕方ないよね」と思ってふた桁順位を覚悟しとったけれど、そこから11戦無敗ばい! 
 
 前の監督(マリヤン・プシュニク)も、お祭りサッカーで楽しかったばってん、井原さんは試合運びも手堅いし、1-0で勝ち切るゲームが多くなった。毎年感じていたもどかしさが、今年はあまり感じないのはうれしいばい!
 
 福岡のサポ気質は、一言で言えば「お祭り好き」たいね。こっちには博多祇園山笠という有名なお祭りがあって、ゴール裏の「おいっさ! おいっさ!」という掛け声はそれが由来たい。
 
 チームが上り調子だと、みんな盛り上がりがすごかばってんが、負けるとブーブーいう。それでも次の試合はまた来るんやけどね。実は福岡には、パ・リーグの西鉄ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)の身売りという、哀しい思い出があるとたい。
 
 強かった時はお客さんが来とったけれど、調子が悪くなると客足も遠のいて見向きもされん。2年前のクラブの経営危機の時は、「西鉄ライオンズの二の舞いにしたくない」という地元の想いから、支援の輪が広がったという背景があったとよ。

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