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好調・浦和レッズユースがプリンス関東で首位快走!“豪華なコーチ陣”に支えられてプレミア昇格へ突き進む

カテゴリ:Jリーグ

河野 正

2023年05月07日

「誰が出場しても同じレベルで戦えるかが重要」

ベンチに居並ぶコーチ陣。右から平川コーチ、阿部コーチ、そして萩村監督だ。写真:河野正

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 浦和は主力となる関谷輝と阿部水帆(ともに3年)の両MFが、開幕前にそろってひざのじん帯を断裂し長期離脱中。4月19日のルヴァンカップ1次リーグ第4節の湘南ベルマーレ戦で17歳4か月14日という、Jリーグの公式戦でクラブ史上最年少得点を決めたMF早川隼平は、トップチームへの帯同で第3節以降は出場していない。

 そんな状況でも首位にいる。主将の青柳仰(3年)は、「チームに一体感があります。試合に出ている出ていないに関係なく、チームが同じ方向を向いている」と解説し、「去年は悪い流れになると必ず失点したが、今年は攻められても耐えて踏ん張れる。ここが大きな違いです」と辛抱強さが備わったことに胸を張る。

 最下位だった21年のプレミアリーグは18試合で38失点。降格した昨季のプリンスリーグは18試合で27失点と、守備に弱点を抱えていたが、今季は見違えるような堅陣に生まれ変わった。

 三菱養和SCとの開幕戦を2-0で制すと、続く鹿島アントラーズユースには5-2で大勝。第3節では東京Vユースに2-0で快勝し、前節は桐生一高を6-0と圧倒した。
 
 今季は萩村新監督の下、昨季までトップチームを補佐した平川忠亮氏がコーチに就任。2年目の阿部勇樹コーチのほか、昨年までジュニアチームを指揮した金生谷仁コーチ、杉尾一憲GKコーチが高校生の指導に当たる。

 13年以来2度目のプリンスリーグに降格した昨季は、7勝2分け9敗で6位と低迷。初優勝した昌平高との勝点差は18あり、2位までに与えられるプレミアリーグ・プレーオフの出場権を獲得できなかった。

 前回13年の降格時は、プレミアリーグ復帰までに4シーズン費やした。内舘アカデミーダイレクターは、「誰が出場しても同じレベルで戦えるかが重要。今は早川が抜けても他の選手がしっかりできているので、これをずっと継続していきたい」と高い水準で戦力を保持することが、復帰へのカギを握るとした。

取材・文●河野 正

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