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【クラブW杯プレビュー】準決勝・広島-リーベル|「ジャイアントキリング」は起こるのか!?

カテゴリ:ワールド

2015年12月16日

【リーベル】コンディションは良好で、油断もまったくない。

準決勝の8日前に来日し、大阪でトレーニングを積んできたリーベル。コンディション面の不安はまるでなく、ほぼベストな状態で広島戦に臨んでくるだろう。(C)REUTERS/AFLO

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■リーベル(南米代表)
 
 アルゼンチン最多の1部リーグ優勝36回を誇る超名門。2011年にクラブ史上初の2部リーグ降格を経験したが、1年で昇格を果たし、今年のコパ・リベルタドーレスで19年ぶり3度目の南米王者に輝いた。
 
 現役時代は頭脳派MFとして鳴らしたガジャルド監督が志向するスタイルは、ポゼッションを軸としたサイドアタック。3センターハーフを起点にリズムよくボールを動かし、両サイドを効果的に使う。とくにパスとミドルで違いを作るインサイドハーフのサンチェス、パワフルなオーバーラップが光るSBのメルカードが陣取る右サイドからの攻撃は、迫力満点だ。
 
 他にも、今冬のアトレティコ・マドリー移籍が内定しているボランチのクラネビッテル、欧州のメジャークラブが獲得を狙う若手逸材のCBバランタやFWドリウッシ、そしてかつてアルゼンチン代表でも主軸を担ったベテランのサビオラやL・ゴンサレスなど、注目プレーヤーが目白押しだ。
 
 1986年のトヨタカップ以来、29年ぶりのクラブ世界一に向けてモチベーションはかなり高い。リーベルにとって初戦となるこの準決勝の8日前に来日し、大阪のナショナルトレーニングセンター「J-GREEN堺」で連日調整。超過密日程の広島よりコンディション面では確実に有利だ。
 
 さらに、コーチングスタッフと選手たちが準々決勝の広島対マゼンベ戦を長居スタジアムでじっくりと視察。佐藤が「相手はウチのことをまったくスカウティングしてなかったと思う」と語ったマゼンベとは違い、しっかりと対策も練ってくるだろう。ガジャルド監督もこう語る。
 
「サンフレッチェは非常に良いサッカーをする。スキルがあるし、攻守で組織的だ。タフな相手になるだろう」
 
 いわば格下と言える広島が相手でも、油断は微塵もない。アルゼンチンから日本まで駆け付けた約1万2000人のサポーターの大声援を背に、「ジャイアントキリング」を阻止すべく全力を尽くす構えだ。
 
文:サッカーダイジェストWEB

【リーベル】サンフレッチェ広島戦の予想フォーメーション。

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