「ベンチに下がる憮然とした表情が物語っていた」ダービーで不完全燃焼の久保建英。番記者は“戦術ミス”を指摘。敵SBの肘打ちには「明らかなPK」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2023年04月22日
後半に入ると、試合の流れが変わった
後半に入ると、試合の流れが変わった。きっかけになったのは、イマノル・アルグアシル監督のアンデル・バレネチェアの投入に伴う4-3-3へのシステム変更だ。タケはバレネチェアとともにウイングに配置された。
ソシエダが攻勢をかけ、そして迎えた55分。ゴール前でのこぼれ球にいち早く反応したタケが右足を振り抜いたが、相手GK、ウナイ・シモンのセーブに遭った。ソシエダはその後も攻め続けたが、先述したように、最後の詰めが甘く、そうこうしているうちにビルバオに追加点を奪われ、万事休した。
【動画】痛恨の決定機逸!久保の右足シュートをスペイン代表GKがビッグセーブ
ソシエダが攻勢をかけ、そして迎えた55分。ゴール前でのこぼれ球にいち早く反応したタケが右足を振り抜いたが、相手GK、ウナイ・シモンのセーブに遭った。ソシエダはその後も攻め続けたが、先述したように、最後の詰めが甘く、そうこうしているうちにビルバオに追加点を奪われ、万事休した。
【動画】痛恨の決定機逸!久保の右足シュートをスペイン代表GKがビッグセーブ
不可解だったのは、49分、タケがペナルティエリア内でユーリから肘打ちを食らい倒された場面だ。明らかなPKだったにもかかわらず、主審が笛を吹くことも、VARが介入することもなかった。
61分に交代を命じられ、ベンチに下がる憮然とした表情が、タケにとって2度目のバスク・ダービーが不完全燃焼に終わったことを物語っていた。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
61分に交代を命じられ、ベンチに下がる憮然とした表情が、タケにとって2度目のバスク・ダービーが不完全燃焼に終わったことを物語っていた。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸