バルサに問われているのはフットボールの正義
もちろんラポルタは証人として召喚されている。今軽はずみなことを言えば不利に働く恐れもある。とはいえ、今組織を牽引するトップとして求められているのは、断固とした態度で、歴代経営陣の過失を説明し、選手たちが部外者であることを訴えることであるはずだ。
つまり責任の所在を明確にすることだ。カンプ・ノウの役員室にこびりついている汚れがピッチに侵食することを食い止めなければならない。
つまり責任の所在を明確にすることだ。カンプ・ノウの役員室にこびりついている汚れがピッチに侵食することを食い止めなければならない。
ラポルタもまた黄金時代の立役者の1人だ。もちろん会長としてソシオへの説明責任が生じるが、何より重要なのは、バルサが勝ち続けたのは、フットボール面でライバルチームよりも優れていたからであって、決して裏工作によるものではないことを証明することだ。
その中で責任を取らなければならない者が出てくるのであれば、追及すればいい。今、バルサに問われているのはフットボールの正義である。
文●ラモン・ベサ(エル・パイス紙バルセロナ番)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
その中で責任を取らなければならない者が出てくるのであれば、追及すればいい。今、バルサに問われているのはフットボールの正義である。
文●ラモン・ベサ(エル・パイス紙バルセロナ番)
翻訳●下村正幸
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