「相手を引きずってでも前に行く。意識高くやりたい」
後半も猛攻を受けるなかで、垣田も守備に参加。青森山田が得意とするセットプレーでもそのフィジカルと高い打点のヘッドは威力を発揮し、カウンターに対しては足を止めることなく、長距離を走り続けた。
「コンディションが万全ではなくて、90分もつかなと思ったけど、フルに戦うことができた」
1トップに張る背番号13の存在は、青森山田にとって90分間脅威で有り続けた。垣田はゴールを奪えなくても、試合に影響を及ぼせるストライカーになりつつある。
「キープだけだと、相手DFに『遅らせればいい』とか、『時間をかけてくれる』と思われて、逆に相手を助けてしまう。それを一切思わせないように、引きずってでも前に行く。まだまだ課題は多いですが、意識高くやりたいです」
プロのステージに向けて、着実に階段を上がろうとするエースだが、この試合でイエローカードを受け、優勝が懸かった最終節・市立船橋戦には累積警告で出場できない。
「今度は『(チャンピオンシップに)連れて行ってもらう立場』になりました。もう仲間を信じて、優勝することができれば、チャンピオンシップに向けて迷惑かけた分を必死で挽回するだけです」
このチームでやり残したことが有る。だからそのチャンスをチームのみんなに与えてもらえるように。垣田は仲間を信じてその時を待つ。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
「コンディションが万全ではなくて、90分もつかなと思ったけど、フルに戦うことができた」
1トップに張る背番号13の存在は、青森山田にとって90分間脅威で有り続けた。垣田はゴールを奪えなくても、試合に影響を及ぼせるストライカーになりつつある。
「キープだけだと、相手DFに『遅らせればいい』とか、『時間をかけてくれる』と思われて、逆に相手を助けてしまう。それを一切思わせないように、引きずってでも前に行く。まだまだ課題は多いですが、意識高くやりたいです」
プロのステージに向けて、着実に階段を上がろうとするエースだが、この試合でイエローカードを受け、優勝が懸かった最終節・市立船橋戦には累積警告で出場できない。
「今度は『(チャンピオンシップに)連れて行ってもらう立場』になりました。もう仲間を信じて、優勝することができれば、チャンピオンシップに向けて迷惑かけた分を必死で挽回するだけです」
このチームでやり残したことが有る。だからそのチャンスをチームのみんなに与えてもらえるように。垣田は仲間を信じてその時を待つ。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)