「僕らの世代は『ゴリジャパン』」
今月に、ウルグアイ、コロンビアと親善試合を行なう日本代表のメンバーに選出された。昨年6月に招集された際は膝の負傷で無念の離脱をした菅原にとって、今回出場機会があれば2年半ぶりのキャップになる。
「選ばれた以上は代表の一員に値するプレーをしないといけない。日本を代表する選手が集まる偉大な場所で誇りがある。日本国民が見ているわけで、それは親善試合でもワールドカップでも何も変わらない。そこに行けるというのは誇らしいし、嬉しいですが、選ばれただけで一喜一憂していては僕のサッカー人生はそれまで。代表での活躍も大事ですが、まずはチームでの活動がそれに繋がるので、日曜日の試合からいい流れで行けるように。
代表ではまた違った選手たちとプレーするでしょうし、言葉は通じますが(AZとは)違ったサッカーになると思うので、そこをしっかりコミュニケーションをとってアウトプットとインプットをしながら2試合とも勝ちたいと思います」
菅原は「また違った選手たちとプレーする」と言ったが、アンダー世代の代表チームで共に戦ってきた谷晃生、瀬古歩夢、伊藤洋輝、久保建英といった仲間との邂逅もある。その中で菅原が名前を挙げたのが中村敬斗だった。
【PHOTO】ウルグアイ・コロンビアとの親善試合に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
「選ばれた以上は代表の一員に値するプレーをしないといけない。日本を代表する選手が集まる偉大な場所で誇りがある。日本国民が見ているわけで、それは親善試合でもワールドカップでも何も変わらない。そこに行けるというのは誇らしいし、嬉しいですが、選ばれただけで一喜一憂していては僕のサッカー人生はそれまで。代表での活躍も大事ですが、まずはチームでの活動がそれに繋がるので、日曜日の試合からいい流れで行けるように。
代表ではまた違った選手たちとプレーするでしょうし、言葉は通じますが(AZとは)違ったサッカーになると思うので、そこをしっかりコミュニケーションをとってアウトプットとインプットをしながら2試合とも勝ちたいと思います」
菅原は「また違った選手たちとプレーする」と言ったが、アンダー世代の代表チームで共に戦ってきた谷晃生、瀬古歩夢、伊藤洋輝、久保建英といった仲間との邂逅もある。その中で菅原が名前を挙げたのが中村敬斗だった。
【PHOTO】ウルグアイ・コロンビアとの親善試合に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
トゥエンテ時代の中村はアヤックス、PSV相手にクリーンシュートを決める派手な活躍をした時期もあったがやがて調子を落とし、シント=トロイデンでも本領を発揮できなかった。しかしオーストリア2部のFCジュニアーズ、同1部のリンツでプレーするようになると高みでプレーが安定し、冬の移籍市場でオランダを含む欧州各国で話題になった。3月16日時点での今季のリーグ戦でのスタッツは11ゴール・6アシストだ。
「彼が努力家というのは一緒にやってきて分かっている。彼が結果を残しているのを見て、『僕も負けられない』と刺激になりました。僕らの世代は『ゴリジャパン』と言うんです。常日頃から仲間として刺激しあい、『もっとやらないと駄目だろう』『俺らはもっと世界に出ないと駄目だ』と言い合っていました」
U-15からU-17日本代表まで、菅原は森山佳郎監督(現U-17日本代表監督)の下でプレーしていた。それからU-20日本代表で戦った仲間を含めて『ゴリジャパン』なのだろう。
「幸い、僕らはU-17ワールドカップとU-20ワールドカップに出て色々な経験をさせてもらった選手が多く『俺たちがやらないと駄目じゃないか』というのは日頃から話していました。今回A代表に選ばれたことに、僕らの世代は誰一人として満足している者はいない。これが次へのステップ。これからのキャリアに繋がるようしないといけない。
今回、A代表に選ばれなかった『ゴリジャパン』の選手にもすごく刺激になったと思います。そして僕自身も選ばれるに値したかと言えばそうは思わない。まだまだ自分にはやることがある。『満足した奴から落ちていく』。そう言い合っています」
取材・文●中田徹
「彼が努力家というのは一緒にやってきて分かっている。彼が結果を残しているのを見て、『僕も負けられない』と刺激になりました。僕らの世代は『ゴリジャパン』と言うんです。常日頃から仲間として刺激しあい、『もっとやらないと駄目だろう』『俺らはもっと世界に出ないと駄目だ』と言い合っていました」
U-15からU-17日本代表まで、菅原は森山佳郎監督(現U-17日本代表監督)の下でプレーしていた。それからU-20日本代表で戦った仲間を含めて『ゴリジャパン』なのだろう。
「幸い、僕らはU-17ワールドカップとU-20ワールドカップに出て色々な経験をさせてもらった選手が多く『俺たちがやらないと駄目じゃないか』というのは日頃から話していました。今回A代表に選ばれたことに、僕らの世代は誰一人として満足している者はいない。これが次へのステップ。これからのキャリアに繋がるようしないといけない。
今回、A代表に選ばれなかった『ゴリジャパン』の選手にもすごく刺激になったと思います。そして僕自身も選ばれるに値したかと言えばそうは思わない。まだまだ自分にはやることがある。『満足した奴から落ちていく』。そう言い合っています」
取材・文●中田徹