「ユキ!」「ユキ!」「ユキ!」の大合唱
現地時間3月16日、エールディビジとセリエAの3位同士の対戦となったカンファレンスリーグ(ECL)ラウンド16第2レグは、AZが2-1でラツィオを下した。敵地での第1レグでも同スコアで勝利していたオランダの雄が、2戦合計4―2でベスト8進出を決めた。
両レグとも先制ゴールを許したが、徐々に彼らのスピード、迫力にアジャストしていき逆転した。第1レグでは試合を上手くコントロールしながら勝利を引き寄せ、第2レグはもっと大差が付いてもおかしくない内容だった。右SBの菅原由勢はこの2戦を振り返る。
「ラツィオは偉大なクラブだしリスペクトしていますが、自分たちを信じてボールをしっかり動かし、正しいポジションをとってプレーすればAZのサッカーは出来るということを、この2試合で証明できました。今日の後半はラツィオを圧倒していました。この勝利はクラブの財産になると思います」
ただ、自身の出来については「全然良くなかった」と厳しい評価を下す。21分の失点は、自身のポジショニングが甘く、ラツィオのロングフィードを左ウイングのマッティア・ザッカーニに通させてしまってから生まれたもの。第1レグでも、ザッカーニの加速についていけずアシストされていた。
「(第2レグ)1失点目は自分のポジションが2、3メートル中だったら、ボールに触れていた。ウイングの選手(ザッカーニ)が足元でボールを受けたがる選手だということが頭の中に入っていたので、ちょっと外に立ちすぎていました。そういう隙が僕にはまだあります。そこが課題です」
28分にカールソンのスーパーゴール(ニアに向かっていったシュートがブレながら落ちてファーポストに吸い込まれた)で1-1に追いつきスタジアムが熱狂に包まれているなか、菅原はベンチの前でパスカル・ヤンセン監督に何やら耳打ちされていた。以降、ザッカーニを封じ込め、攻撃でもチャンスに関わり始めた。
両レグとも先制ゴールを許したが、徐々に彼らのスピード、迫力にアジャストしていき逆転した。第1レグでは試合を上手くコントロールしながら勝利を引き寄せ、第2レグはもっと大差が付いてもおかしくない内容だった。右SBの菅原由勢はこの2戦を振り返る。
「ラツィオは偉大なクラブだしリスペクトしていますが、自分たちを信じてボールをしっかり動かし、正しいポジションをとってプレーすればAZのサッカーは出来るということを、この2試合で証明できました。今日の後半はラツィオを圧倒していました。この勝利はクラブの財産になると思います」
ただ、自身の出来については「全然良くなかった」と厳しい評価を下す。21分の失点は、自身のポジショニングが甘く、ラツィオのロングフィードを左ウイングのマッティア・ザッカーニに通させてしまってから生まれたもの。第1レグでも、ザッカーニの加速についていけずアシストされていた。
「(第2レグ)1失点目は自分のポジションが2、3メートル中だったら、ボールに触れていた。ウイングの選手(ザッカーニ)が足元でボールを受けたがる選手だということが頭の中に入っていたので、ちょっと外に立ちすぎていました。そういう隙が僕にはまだあります。そこが課題です」
28分にカールソンのスーパーゴール(ニアに向かっていったシュートがブレながら落ちてファーポストに吸い込まれた)で1-1に追いつきスタジアムが熱狂に包まれているなか、菅原はベンチの前でパスカル・ヤンセン監督に何やら耳打ちされていた。以降、ザッカーニを封じ込め、攻撃でもチャンスに関わり始めた。
特に2-1のリードを逃げ切る態勢に入ったときのいくつかの守備は秀逸。その1つが、サイドライン際でアダム・マルシッチのドリブルに対してクリアで対処したシーン。ボールが一瞬離れた隙を突き、思い切って観客席にボールを蹴り込んだ上、そのボールがマルシッチに触れていたためマイボールのスローイングになった。
この情熱とトンチの効いたプレーに、サイドライン際の観客は「ユキ!(菅原の愛称)」「ユキ!」「ユキ!」の大合唱。ヤンセン監督まで拍手を送っていた。
「あれは狙い通り。どういうプレーをするかちょっと考えたんですよ。77番(マルシッチ)のドリブルは、足からちょっとボールが離れる。その瞬間を狙って奪った後、ボールを繋ぐのも大事ですが、大きく蹴って1回プレーを切って、しかも相手に当ててマイボールにするのが1番盛り上がるとパッと思いついた。それが上手くいって良かったです。ホームで試合をやっている以上、お客さんを巻き込まないと試合は盛り上がらない」
以前、李忠成のYouTubeチャンネルで菅原は「対戦してきたなかで(マーカス・)ラッシュフォードが1番すごかった」と話していた。今年に入ってからそのマンチェスターユナイテッドの10番はさらにすごみを増し、この日もベティス相手に素晴らしいシュートを決めていた。
AZでの4年間、菅原にどんな好敵手がいたか訊いてみた。するとドゥシャン・タディッチ、それから対戦したばかりのザッカーニの名が挙がった。
「アヤックスのタディッチ選手(セルビア代表)はすごく嫌。アヤックスはビッグクラブだからそこに留まっているのかもしれないだけど、もっと上の選手なんじゃないかなと思います。あと、今日マッチアップしたマッティア・ザッカーニ選手。ホームでもアウェーでも一瞬の隙からアシストされたので。
こういう一瞬の隙きから活躍する選手はオランダにはそうはいないですが、ラツィオの選手だと簡単に決定機を作ってくる。今日は勝ちましたが、超悔しいです。ラツィオに勝って嬉しいという気持ちも多少はありますけれど、悔しさのほうが勝っています」
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AZでの4年間、菅原にどんな好敵手がいたか訊いてみた。するとドゥシャン・タディッチ、それから対戦したばかりのザッカーニの名が挙がった。
「アヤックスのタディッチ選手(セルビア代表)はすごく嫌。アヤックスはビッグクラブだからそこに留まっているのかもしれないだけど、もっと上の選手なんじゃないかなと思います。あと、今日マッチアップしたマッティア・ザッカーニ選手。ホームでもアウェーでも一瞬の隙からアシストされたので。
こういう一瞬の隙きから活躍する選手はオランダにはそうはいないですが、ラツィオの選手だと簡単に決定機を作ってくる。今日は勝ちましたが、超悔しいです。ラツィオに勝って嬉しいという気持ちも多少はありますけれど、悔しさのほうが勝っています」
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