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【J1昇格プレーオフ展望】準決勝|C大阪-愛媛|監督交代の劇薬が結実するか、終盤戦の勢いで下剋上なるか?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年11月29日

愛媛――「奪って縦に素早く攻める」スタイルで下剋上を起こす!

C大阪はリーグ最終節を前に監督交代を断行。東京V戦ではそれが吉と出た形だ。一方の愛媛はリーグ戦ラスト5試合を4勝1敗と好調を維持。その勢いで下剋上を起こしたい。(C) SOCCER DIGEST

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J1昇格プレーオフ準決勝
セレッソ大阪 愛媛FC
11月29日(日)/15:30/ヤンマースタジアム長居
 
愛媛FC
リーグ成績:5位 勝点65 19勝8分15敗 47得点・39失点
 
【担当記者の視点】
 徳島とのリーグ戦最終節は、木山監督が「今の我々ができるベストに近いプレーを出せた」と称えたように、ほぼ主導権を渡さず3-0で完勝。攻守両面の充実ぶりは、終盤5試合の成績(10得点・1失点)からも窺え、プレーオフ準決勝を前にムードは最高潮に達しつつある。
 
 この好調ぶりの背景にあるのが“補填力”だ。終盤戦で河原や西田といった主力が怪我で離脱しても、瀬沼や近藤貴らが好パフォーマンスを披露してその穴をカバー。最終節の徳島戦では、浦田の代わりに3バックの一角に入った村上佑が完封に貢献するなど、誰が出ても遜色ないレベルを維持できているのは心強い。
 
 また、ジョーカー役として攻撃にアクセントを加えてきた白井の存在も興味深い。9月に湘南から期限付きで加入した21歳のMFは、先述した徳島戦ではチーム3点目を演出するなど、貴重な働きを見せている。展開次第では、この大一番でも持ち味のスピードを活かした突破力を武器に、チームに流れを呼び込む存在になるかもしれない。
 
 チームとしての総合力、個々の質では圧倒的に不利が予想される。しかし、チーム全員の力を結集させ、ハードワーク、攻守の切り替えを活かした「奪って、縦に素早く攻める」スタイルを最大限発揮できれば、下剋上を起こす可能性は「ゼロ」ではないだろう。
 
文:C大阪=前田敏勝(フリーライター)、愛媛=サッカーダイジェスト編集部
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