藤春のバースデー弾が決勝点に。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 8
序盤からビッグセーブを連発し、後半のアディショナルタイムにも神がかり的な対応を披露。延長にも丹羽のバックパスがオウンゴールになりかけたが、足先でかすかに触って阻止し、直後に勝ち越し点が生まれた。
DF
22 オ・ジェソク 6
鋭い出足でボールを奪ってカウンターを繰り出せば、守備では粘り強く身体を寄せて相手を自由にさせず。
5 丹羽大輝 6
声を張り上げて最終ラインを統率し、裏への飛び出しもケア。後半途中まで組織も安定していたが、CKの流れから失点を許した。終盤、あわやオウンゴールのミスパスも。
3 西野貴治 6
李を密着マークしたが、前半は上手くボールを収められた感も。ただファウルすれすれのプレーで突破を阻止。CKでは槙野と激しい競り合いで主審に注意を受けた。
4 藤春廣輝 7.5
裏を取られてもスピードでソツなくカバー。後半は裏を突かれる場面も増えたが、延長後半に利き足とは逆の右で鮮やかなボレーを叩き込む。自らのバースデーを祝う一撃だった。
MF
7 遠藤保仁 6
自陣ゴール前でボールを奪われてFKを献上。それ以外の場面でミスも見られたが、少ないタッチで攻撃を活性化するあたりは経験のなせる業。最後にパトリックに絶妙なパスを通して1アシスト。
15 今野泰幸 7
広範囲をカバーしながら果敢にインターセプトを狙い続けた。守備の流れで前線に残ると、大森からのパスを受けて後半早々に先制弾。その後も守備の強度は一定をキープした。
13 阿部浩之 5.5(81分OUT)
ポストをかすめる際どいシュートを放ったのが最大の見せ場。前線からのプレッシングで貢献した一方、攻撃面ではコンビネーションによる打開が少なく、勢いが衰えた後半途中に交代。
19 大森晃太郎 6.5(91分OUT)
終盤に入り徐々に縦への推進力が失われ、延長戦突入時に交代したが、守備のタスクを献身的にこなしたうえ、今野の先制点をアシスト。那須のパスを読んでボールを奪い、ラストパスまでつなげた一連のプレーを高く評価した。
39 宇佐美貴史 5.5(72分OUT)
トップ下で先発し、時折鋭いドリブルで相手を翻弄。前を向いた時の迫力は十分だったが、後半に入ると徐々に存在感が薄れ、同点弾を決められる直前に交代した。
FW
29 パトリック 6.5
身体を上手く入れて攻撃の起点を作り、ひとりで局面を突破する場面も。72分、競り合いでズラタンに負けて、同点弾を叩き込まれたが、延長戦で意地の一撃を叩き込んで面目を保った。
交代出場
MF
11 倉田 秋 6(72分OUT)
投入直後に失点という不運もあったが、前線からボールを追い回してプレッシャーをかけた。機を見た上がりで浦和の守備陣に脅威を与え、鋭いドリブルも効いていた。
DF
14 米倉恒貴 7(81分OUT)
右サイドハーフでプレー。延長後半、フリーで裏に抜け出してシュートを放つも、ボールはGK正面へ。終盤、正確なクロスを通して藤春のゴールをお膳立てした。
MF
21 井手口陽介 6(91分OUT)
延長開始から出場。2ボランチの一角に入って危険なエリアを埋めた。身体は大きくないながら、1対1でも負けずに競り合った。10代とは思えない堂々たる風格を漂わせた。
監督
長谷川健太 7.5
前からのプレスで先制ゴールを奪うと、途中投入した米倉が期待に応えて1アシスト。戦術、交代策ともに功を奏し、120分にわたるライバルとの激闘を制した。
取材・文:塚越 始・大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
GK
1 東口順昭 8
序盤からビッグセーブを連発し、後半のアディショナルタイムにも神がかり的な対応を披露。延長にも丹羽のバックパスがオウンゴールになりかけたが、足先でかすかに触って阻止し、直後に勝ち越し点が生まれた。
DF
22 オ・ジェソク 6
鋭い出足でボールを奪ってカウンターを繰り出せば、守備では粘り強く身体を寄せて相手を自由にさせず。
5 丹羽大輝 6
声を張り上げて最終ラインを統率し、裏への飛び出しもケア。後半途中まで組織も安定していたが、CKの流れから失点を許した。終盤、あわやオウンゴールのミスパスも。
3 西野貴治 6
李を密着マークしたが、前半は上手くボールを収められた感も。ただファウルすれすれのプレーで突破を阻止。CKでは槙野と激しい競り合いで主審に注意を受けた。
4 藤春廣輝 7.5
裏を取られてもスピードでソツなくカバー。後半は裏を突かれる場面も増えたが、延長後半に利き足とは逆の右で鮮やかなボレーを叩き込む。自らのバースデーを祝う一撃だった。
MF
7 遠藤保仁 6
自陣ゴール前でボールを奪われてFKを献上。それ以外の場面でミスも見られたが、少ないタッチで攻撃を活性化するあたりは経験のなせる業。最後にパトリックに絶妙なパスを通して1アシスト。
15 今野泰幸 7
広範囲をカバーしながら果敢にインターセプトを狙い続けた。守備の流れで前線に残ると、大森からのパスを受けて後半早々に先制弾。その後も守備の強度は一定をキープした。
13 阿部浩之 5.5(81分OUT)
ポストをかすめる際どいシュートを放ったのが最大の見せ場。前線からのプレッシングで貢献した一方、攻撃面ではコンビネーションによる打開が少なく、勢いが衰えた後半途中に交代。
19 大森晃太郎 6.5(91分OUT)
終盤に入り徐々に縦への推進力が失われ、延長戦突入時に交代したが、守備のタスクを献身的にこなしたうえ、今野の先制点をアシスト。那須のパスを読んでボールを奪い、ラストパスまでつなげた一連のプレーを高く評価した。
39 宇佐美貴史 5.5(72分OUT)
トップ下で先発し、時折鋭いドリブルで相手を翻弄。前を向いた時の迫力は十分だったが、後半に入ると徐々に存在感が薄れ、同点弾を決められる直前に交代した。
FW
29 パトリック 6.5
身体を上手く入れて攻撃の起点を作り、ひとりで局面を突破する場面も。72分、競り合いでズラタンに負けて、同点弾を叩き込まれたが、延長戦で意地の一撃を叩き込んで面目を保った。
交代出場
MF
11 倉田 秋 6(72分OUT)
投入直後に失点という不運もあったが、前線からボールを追い回してプレッシャーをかけた。機を見た上がりで浦和の守備陣に脅威を与え、鋭いドリブルも効いていた。
DF
14 米倉恒貴 7(81分OUT)
右サイドハーフでプレー。延長後半、フリーで裏に抜け出してシュートを放つも、ボールはGK正面へ。終盤、正確なクロスを通して藤春のゴールをお膳立てした。
MF
21 井手口陽介 6(91分OUT)
延長開始から出場。2ボランチの一角に入って危険なエリアを埋めた。身体は大きくないながら、1対1でも負けずに競り合った。10代とは思えない堂々たる風格を漂わせた。
監督
長谷川健太 7.5
前からのプレスで先制ゴールを奪うと、途中投入した米倉が期待に応えて1アシスト。戦術、交代策ともに功を奏し、120分にわたるライバルとの激闘を制した。
取材・文:塚越 始・大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)