4ゴールを奪った61分からの5分間は圧巻だった。
2シーズン制が復活した今季のJ1は、サンフレッチェがセカンドステージを制すとともに、年間優勝も達成した。これでサンフレッチェは過去4シーズン中3シーズンで最も勝点を稼いだチームになったね。
この背景には、森保監督のチームマネジメントはもちろん、フロントの力も大きいと僕は思う。
サンフレッチェはここ数年、主力選手が次々と移籍したり、引き抜きに遭っている。ざっと名前を挙げると、李、森脇、西川、石原、髙萩……。それ以前にも絶対的なレギュラーだった柏木や槙野が移籍したのに、的確な補強でその穴をカバーしている。
12年には塩谷を獲得し、14年には柏、林、柴﨑を獲得。その柴﨑と、今季獲得したドウグラスは、石原と髙萩にまさるとも劣らない活躍を見せた。
森保監督が必要な選手をリクエストし、フロントがそれにしっかりと応えているのか、それともフロントがチームのスタイルを鑑みて、フィットする選手をピンポイントで獲得しているのか。実際のところは分からないけど、どちらにせよ、こうした的確な補強ができているのは、サンフレッチェとアントラーズの2チームだけだと言っていい。
なかでもドウグラスは大ヒットだったね。まだチャンピオンシップが残っているけど、サンフレッチェが優勝したら、僕はドウグラスを今季のMVPに推したい。
サンフレッチェと同じぐらい、いや、ある意味でそれ以上に評価したいのはガンバだ。
ガンバは今季、ACLで準決勝まで勝ち上がり、ナビスコカップでも決勝に進出した。天皇杯でもまだ勝ち残っているし、ハリルホジッチ監督によって多くの選手が日本代表に選出され、カップ戦をベストメンバーで戦えなかったり、疲弊したりしたなかで、J1でも逆転で3位の座を勝ち取り、チャンピオンシップにコマを進めた。
すべての大会で結果を残している点を見れば、サンフレッチェや2位のレッズを上回るチーム力がガンバにあると言える。
勝利が義務付けられた最終節、モンテディオ相手にたたみかけて、4ゴールを奪った61分からの5分間は圧巻だった。一度はJ2に降格したけれど、昨季の三冠獲得で“強いガンバ”を完全に取り戻したようだ。
この背景には、森保監督のチームマネジメントはもちろん、フロントの力も大きいと僕は思う。
サンフレッチェはここ数年、主力選手が次々と移籍したり、引き抜きに遭っている。ざっと名前を挙げると、李、森脇、西川、石原、髙萩……。それ以前にも絶対的なレギュラーだった柏木や槙野が移籍したのに、的確な補強でその穴をカバーしている。
12年には塩谷を獲得し、14年には柏、林、柴﨑を獲得。その柴﨑と、今季獲得したドウグラスは、石原と髙萩にまさるとも劣らない活躍を見せた。
森保監督が必要な選手をリクエストし、フロントがそれにしっかりと応えているのか、それともフロントがチームのスタイルを鑑みて、フィットする選手をピンポイントで獲得しているのか。実際のところは分からないけど、どちらにせよ、こうした的確な補強ができているのは、サンフレッチェとアントラーズの2チームだけだと言っていい。
なかでもドウグラスは大ヒットだったね。まだチャンピオンシップが残っているけど、サンフレッチェが優勝したら、僕はドウグラスを今季のMVPに推したい。
サンフレッチェと同じぐらい、いや、ある意味でそれ以上に評価したいのはガンバだ。
ガンバは今季、ACLで準決勝まで勝ち上がり、ナビスコカップでも決勝に進出した。天皇杯でもまだ勝ち残っているし、ハリルホジッチ監督によって多くの選手が日本代表に選出され、カップ戦をベストメンバーで戦えなかったり、疲弊したりしたなかで、J1でも逆転で3位の座を勝ち取り、チャンピオンシップにコマを進めた。
すべての大会で結果を残している点を見れば、サンフレッチェや2位のレッズを上回るチーム力がガンバにあると言える。
勝利が義務付けられた最終節、モンテディオ相手にたたみかけて、4ゴールを奪った61分からの5分間は圧巻だった。一度はJ2に降格したけれど、昨季の三冠獲得で“強いガンバ”を完全に取り戻したようだ。