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【新生森保Jで見てみたい選手は?】注目は2000年世代のタレント。鹿島の新戦力MFにもチャンスか|識者の視点

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2023年03月12日

光る原石を拾い上げていくのも代表の責務

鹿島に新天地を求めた佐野。際立つパフォーマンスで評価を高めている。(C)SOCCER DIGEST

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 一方、国内に目を向けると、カタールW杯落選組・谷の再抜擢は有力ではないか。GKは川島永嗣(ストラスブール)が長期離脱中で、J2にいる権田修一(清水)も招集外と見られるなか、谷か大迫敬介(広島)のいずれかが呼ばれるはずだからだ。

 クラブ状況を踏まえると大迫が若干有利ではあるが、もともと森保監督の谷への信頼は非常に強い。W杯前最後の強化の場となった昨年9月の欧州遠征に帯同させたのを見ても、それがよく分かる。今回も選出可能性が大と見てよさそうだ。

 それ以外にも、貴重な左利きの左SB東俊希(広島)、鹿島でアンカーとしての才能を開花させつつある佐野海舟らもチャンスだ。
 
 東は菅原や中村とともに2019年U-20W杯に参戦した選手。昨季は怪我で長期離脱を強いられたが、今季は開幕からコンスタントに出場。3月3日の横浜戦ではゴールも奪っている。180センチというサイズ、FKのキッカーという点を含めて魅力ある人材なのは間違いない。特に左SBに関しては、選手層の薄さが長年指摘されてきただけに、ここで大胆な抜擢をしてもいいのかもしれない。

 もう1人の佐野海舟は年代別代表歴のない無印だが、今季最も存在感を高めている逸材と言っていい。町田に在籍した昨季、90分平均のボール奪取回数でJ2トップを記録。今季は鹿島でもその能力をいかんなく発揮している。彼は2000年12月30日生まれで、あと2日遅く生まれていればパリ五輪世代の一員になれていた。それも代表に縁がない要因になっていたのだろう。

 光る原石を拾い上げていくのも代表の責務。第2次森保ジャパンが日本人スタッフでやっているからこそ、隅々まで目を光らせられるはず。その優位性を活かしつつ、常にチームを活性化できるような大胆選考を指揮官には強く意識してほしい。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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