【チャンピオンシップ展望】年間優勝の法則――第1戦に勝利すれば優勝確率は…

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年11月27日

年間勝点1位のクラブが優勝したのは、93年と94年の2回のみ。

年間勝点1位のチームは、以外にもCSで勝てていない。長谷部らを擁した04年の浦和もそのチームのひとつだ。(C)SOCCER DIGEST

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法則3)第2ステージ優勝チームの年間優勝確率は67パーセント
 第2ステージ優勝チームが年間優勝したのは、93、94、97、98、00、01年の6回。逆に優勝を逃したのは95、99、04年の3回で、それぞれV川崎、清水、浦和が涙を飲んだ。この3チームの共通点は、いずれもアウェーでの第1戦で敗れたこと。99年の清水と04年の浦和は第2戦に勝利して合計スコアをタイにしたものの、PK戦の末に力尽きた。

法則4)年間勝点1位のクラブが年間優勝したのは、93年と94年の2回のみ
 年間勝点1位で、かつCSも制したのは、93、94年のV川崎のみ。ホーム&アウェーの短期決戦では、安定感よりも勢いのあるチームに分があると言えるかもしれない。

 以上の4つのポイントで、最もインパクトがあるのは法則1の「第1戦に勝利したチームの優勝確率は100パーセント」だろう。今季のCSはトーナメント制のため過去の大会とは少し性質は異なるが、いずれにせよ決勝第1戦の結果がタイトルの行方を左右しそうだ。
●2ステージ制での歴代優勝クラブ
年度 第1S優勝 第2S優勝 CS勝者 年間勝点1位
1993 鹿島   V川崎   V川崎 V川崎
1994 広島   V川崎  V川崎 V川崎
1995 横浜M  V川崎   横浜M V川崎
1997 鹿島   磐田   磐田 鹿島
1998 磐田   鹿島   鹿島 磐田
1999 磐田   清水   磐田 清水
2000 横浜   鹿島   鹿島
2001 磐田   鹿島   鹿島 磐田
2002 磐田   磐田   磐田◆
2003 横浜   横浜   横浜◆
2004 横浜   浦和   横浜 浦和
◆=両ステージ制覇でCSは実施せず
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