外から戦況を見守り、勝利を素直に喜ぶ
「やっぱり、違ったのはボール回し。BとAでは違う。どっちも良いチームでバルセロナに残れるのは限られた選手しかいない。そのなかで、ボール回しの速さは全く違う。でも、それはパススピードではない。ポジションを速く取ったりするという意味で、そういう違いは感じた。大きな違いはないけど、感じたモノとしては“速さ”ですね」
バルセロナでの体験を自らに落とし込み、日々成長を続けてきた。そうした積み重ねが今回の代表入りにつながった。
ベンチスタートとなった中国戦では、最後まで髙橋に出場機会は訪れなかった。だが、外から戦況を見守り、チームの勝利を素直に喜んだ。一夜明けてから話を聞くと、冷静に試合を見ていた様子がうかがえる。関西弁を少し交えつつ、髙橋はこう話した。
バルセロナでの体験を自らに落とし込み、日々成長を続けてきた。そうした積み重ねが今回の代表入りにつながった。
ベンチスタートとなった中国戦では、最後まで髙橋に出場機会は訪れなかった。だが、外から戦況を見守り、チームの勝利を素直に喜んだ。一夜明けてから話を聞くと、冷静に試合を見ていた様子がうかがえる。関西弁を少し交えつつ、髙橋はこう話した。
「昨日は相手がちょっと後ろにおって、強いプレーヤーもおったなと。日本は最初にCKからゴールされたけど、そのあとが大切。前に進むことをなくしてはいけん。そこから、試合に勝てたから嬉しかった」
次のキルギス戦で出番が回ってくれば、どんなプレーを見せてくれるのか。持ち前のクレバーなプレーと正確な左足のキックで違いを作り、次はピッチの上で勝利に貢献して成長の跡を示すつもりだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
次のキルギス戦で出番が回ってくれば、どんなプレーを見せてくれるのか。持ち前のクレバーなプレーと正確な左足のキックで違いを作り、次はピッチの上で勝利に貢献して成長の跡を示すつもりだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)