FC東京のフロントはなにをしたいのか分からないね。

今季は内容よりも結果にこだわったFC東京だが、補強策も上手くいかず、結局は年間4位でフィニッシュ。勝負どころで勝てないという“悪癖”は変わらなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)
そのガンバに逆転されて4位に転落したFC東京は、シーズンを通して手堅いサッカーに終始し、失点も少なかったけれど、得点も少なかった。それに、大事な試合で勝てないという点では、これまでと変わらなかったね。
FC東京で気になるのは、武藤の放出だ。なにがなんでも優勝したいなら、エースをシーズン中にヨーロッパに出すべきじゃない。シーズン終了まで待つべきだし、それでも夏に移籍させるなら、サンフレッチェのように、前もってその穴を埋められる選手に目をつけ、補強すべきだろう。
オーストラリア人とスペイン人のアタッカーを獲得したけど、Jリーグでのプレー経験のない選手をシーズン途中で獲得したところで、フィットするのは簡単じゃない。結局、彼らはベンチやベンチ外となり、シーズン終盤は日本人選手だけで戦うことになった。
振り返ってみれば、城福監督やポポヴィッチ監督時代にポゼッションを掲げたかと思えば、今度はフィッカデンティ監督を迎え、真逆の守備的なサッカーに取り組んだ。それでも年間4位の成績は、クラブ史上最高タイ記録なのに、監督を交代させようとしているという話が伝わってくる。フロントがいったい、なにをしたいのかよく分からないね。
FC東京で気になるのは、武藤の放出だ。なにがなんでも優勝したいなら、エースをシーズン中にヨーロッパに出すべきじゃない。シーズン終了まで待つべきだし、それでも夏に移籍させるなら、サンフレッチェのように、前もってその穴を埋められる選手に目をつけ、補強すべきだろう。
オーストラリア人とスペイン人のアタッカーを獲得したけど、Jリーグでのプレー経験のない選手をシーズン途中で獲得したところで、フィットするのは簡単じゃない。結局、彼らはベンチやベンチ外となり、シーズン終盤は日本人選手だけで戦うことになった。
振り返ってみれば、城福監督やポポヴィッチ監督時代にポゼッションを掲げたかと思えば、今度はフィッカデンティ監督を迎え、真逆の守備的なサッカーに取り組んだ。それでも年間4位の成績は、クラブ史上最高タイ記録なのに、監督を交代させようとしているという話が伝わってくる。フロントがいったい、なにをしたいのかよく分からないね。