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【U-22日本代表】讃岐初の代表候補となった高橋祐治。ハングリー精神でラストサバイバルに懸ける 

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2015年11月25日

「チャレンジャーの気持ちを持ってCBでチャレンジしたい」

今季は期限付き移籍した讃岐で自己最多の32試合に出場。SBとしてもプレーするなどプレーの幅を広げ、1対1にも磨きがかかった。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 1年8か月の“ブランク”の間も、U-22代表チームの動きは常に追っていた。今年7月のコスタリカ戦もテレビで観戦。「チーム全体は流動的な動きをしていて、後ろのパス回しはシンプルな感じがあった」とイメージはできている。前日にJ2の公式戦に出場したため、24日の練習はリカバリーのみにとどまったが、「練習をやってみて、いろいろ掴みたい」と意欲を燃やす。
 
 3年前、武者修行に出たオーストラリアで、練習から気迫のこもったプレーをし、選手全員がハングリー精神に満ち溢れていることに感銘を受けた。高橋自身、かつては家庭が貧しく、サッカーも父親の喜ぶ顔が見たいという一心で始めた。

「ハングリー精神は鍛えられていると思います」
 
 SBとCBどちらで勝負したいか、と訊かれると、「ライバルは多いけど、チャレンジャーの気持ちを持って(本職の)CBで勝負したい」と言い切るあたりは、ハングリー精神の表われでもあるだろう。
 
「アジア最終予選にはすごいアドバンテージになるものだなとイメージしている」

 そんな手倉森監督の期待に応えられるのか。26日に予定されている湘南との練習試合でのアピールに期待したい。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)


PROFILE
たかはし・ゆうじ/1993年4月11日生まれ、滋賀県出身。185センチ・78キロ。京都紫光SC―京都U-15―京都U-18―京都―ブリスベン・ロアー(AUS)―京都―讃岐。今季通算32試合・1得点、J2通算33試合・1得点(J2・42節終了時)。高さと速さ、ビルドアップ力を完備。プロ3年目には出場機会を求めてオーストラリアに武者修行に出るなど、ハングリー精神に満ち溢れている。ふたりの姉(高橋メアリージュン、高橋ユウ)はいずれもトップファッションモデルだ。
 
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