プラティニ、ファン・バステン、ベルカンプらも偉業を達成。

ユベントス移籍1年目で、当時最もハードといわれたセリエAの得点王に輝いたプラティニ。中盤でゲームを創る司令塔でありながら、その後の2シーズンでも、ジーコ、マラドーナ、カールハインツ・ルムメニゲら世界の超一流選手が集うイタリアにおいてトップスコアラーであり続けた。 (C) Getty Images
◇イタリア
グンナー・ノルダール(52-53~54-55)
ミシェル・プラティニ(82-83~84-85)
ノルダールは、ミランの歴史に残る偉大なスウェーデン・トリオ(他はグンナー・グレン、ニルス・リードホルム)「グレ・ノ・リ」のひとり。現UEFA会長のプラティニは、3年連続得点王と同時に3年連続バロンドール受賞も達成した、現時点で唯一無二の存在である。
◇フランス
ヨジップ・スコブラル(70-71~72-73)
カルロス・ビアンチ(75-76~78-79)※4年連続
デリオ・オニス(79-80~81-82)
ジャン・ピエール・パパン(87-88~91-92)※5年連続
95年にヴェレス・サルスフィエルドを世界一に導いたアルゼンチン人の名将ビアンチは選手としても偉大であり、上記の記録はランス、パリ・サンジェルマンで達成した。パパンはマルセイユ時代に得点を量産。91年にはバロンドールも受賞し、当時絶頂期のミランに引き抜かれた。
◇オランダ
ルート・ヘールス(74-75~77-78)※4年連続
マルコ・ファン・バステン(83-84~86-87)※4年連続
ロマーリオ(88-89~90-91)
デニス・ベルカンプ(90-91~92-93)
アヤックス在籍時の4シーズン全てで得点王に輝いたヘールス。ファン・バステン、ベルカンプも、戴冠は全てアヤックスでのこと。ロマーリオはPSVで偉業を達成し、93-94シーズンにバルセロナへ移籍して、ここでも1年目で得点王となった。
◇ポルトガル
エウゼビオ(63-64~67-68)※5年連続
フェルナンド・ゴメス(76-77~78-79、82-83~84-85)
ジャルデウ(96-97~99-00)※4年連続
ジャクソン・マルティネス(12-13~14-15)
やはりベンフィカ&ポルトガル代表のレジェンドであるエウゼビオは、残した記録も偉大である。80年代のポルトガル代表の英雄であるF・ゴメスは、70年代にポルトで偉業を達成した後、スペインのヒオンでプレーし、ポルトに戻ってから再び3年連続のトップスコアラーになったという非常に稀有な例を作った。
◇ベルギー
ヴィクトル・ヴェグリア(58-59~60-61)
エルウィン・ヴァンデンベルグ(79-80~82-83)※4年連続
ヨジップ・ウェバー(91-92~93-94)
82年、86年のワールドカップにベルギー代表で出場し、いずれにおいてもチームのファーストゴールを決めたヴァンデンベルグはリールセで3回、アンデルレヒトで1回、得点王となった。クロアチア人ながらベルギー代表となったウェバーは、サークル・ブルージュ時代に記録を達成した。
◇アルゼンチン
アルセニオ・エリコ/インデペンディエンテ(37~39)
ホセ・サンフィリッポ/サンロレンソ(58~61)※4年連続
アルゼンチンは歴史的に、頻繁にリーグのレギュレーションが変わっているが、年2期制(現在も同様)の際、アルヘンティノスのディエゴ・マラドーナは79年前期から80年後期まで、4期連続で得点王に輝いている。
◇ウルグアイ
アティリオ・ガルシア(38~44)※7年連続
ルイス・アルティメ(69~71)
フェルナンド・モレナ(73~78)※6年連続
7年連続得点王のガルシア(ナシオナル所属)は、46年に8度目のタイトルを獲得。これに続く6年連続記録を持つモレナは、ペニャロールだけでなくウルグアイの英雄であり、82年にはトヨタカップで来日し、世界一に輝いた。
◇メキシコ
アダルベルト・ロペス(46-47~48-49)
エンリケ・ボルハ(70-71~72-73)
カビーニョ(75-76~81-82)※7年連続
カルロス・エルモシージョ(93-94~95-96)
クリスティアン・ベニテス(12前期~13前期)※年2期制で3期連続
◇韓国
デヤン・ダミヤノビッチ(11~13)
FCソウルでKリーグ初の記録達成した後、2014年より中国に新天地を求めた(現在は北京国安所属)。
グンナー・ノルダール(52-53~54-55)
ミシェル・プラティニ(82-83~84-85)
ノルダールは、ミランの歴史に残る偉大なスウェーデン・トリオ(他はグンナー・グレン、ニルス・リードホルム)「グレ・ノ・リ」のひとり。現UEFA会長のプラティニは、3年連続得点王と同時に3年連続バロンドール受賞も達成した、現時点で唯一無二の存在である。
◇フランス
ヨジップ・スコブラル(70-71~72-73)
カルロス・ビアンチ(75-76~78-79)※4年連続
デリオ・オニス(79-80~81-82)
ジャン・ピエール・パパン(87-88~91-92)※5年連続
95年にヴェレス・サルスフィエルドを世界一に導いたアルゼンチン人の名将ビアンチは選手としても偉大であり、上記の記録はランス、パリ・サンジェルマンで達成した。パパンはマルセイユ時代に得点を量産。91年にはバロンドールも受賞し、当時絶頂期のミランに引き抜かれた。
◇オランダ
ルート・ヘールス(74-75~77-78)※4年連続
マルコ・ファン・バステン(83-84~86-87)※4年連続
ロマーリオ(88-89~90-91)
デニス・ベルカンプ(90-91~92-93)
アヤックス在籍時の4シーズン全てで得点王に輝いたヘールス。ファン・バステン、ベルカンプも、戴冠は全てアヤックスでのこと。ロマーリオはPSVで偉業を達成し、93-94シーズンにバルセロナへ移籍して、ここでも1年目で得点王となった。
◇ポルトガル
エウゼビオ(63-64~67-68)※5年連続
フェルナンド・ゴメス(76-77~78-79、82-83~84-85)
ジャルデウ(96-97~99-00)※4年連続
ジャクソン・マルティネス(12-13~14-15)
やはりベンフィカ&ポルトガル代表のレジェンドであるエウゼビオは、残した記録も偉大である。80年代のポルトガル代表の英雄であるF・ゴメスは、70年代にポルトで偉業を達成した後、スペインのヒオンでプレーし、ポルトに戻ってから再び3年連続のトップスコアラーになったという非常に稀有な例を作った。
◇ベルギー
ヴィクトル・ヴェグリア(58-59~60-61)
エルウィン・ヴァンデンベルグ(79-80~82-83)※4年連続
ヨジップ・ウェバー(91-92~93-94)
82年、86年のワールドカップにベルギー代表で出場し、いずれにおいてもチームのファーストゴールを決めたヴァンデンベルグはリールセで3回、アンデルレヒトで1回、得点王となった。クロアチア人ながらベルギー代表となったウェバーは、サークル・ブルージュ時代に記録を達成した。
◇アルゼンチン
アルセニオ・エリコ/インデペンディエンテ(37~39)
ホセ・サンフィリッポ/サンロレンソ(58~61)※4年連続
アルゼンチンは歴史的に、頻繁にリーグのレギュレーションが変わっているが、年2期制(現在も同様)の際、アルヘンティノスのディエゴ・マラドーナは79年前期から80年後期まで、4期連続で得点王に輝いている。
◇ウルグアイ
アティリオ・ガルシア(38~44)※7年連続
ルイス・アルティメ(69~71)
フェルナンド・モレナ(73~78)※6年連続
7年連続得点王のガルシア(ナシオナル所属)は、46年に8度目のタイトルを獲得。これに続く6年連続記録を持つモレナは、ペニャロールだけでなくウルグアイの英雄であり、82年にはトヨタカップで来日し、世界一に輝いた。
◇メキシコ
アダルベルト・ロペス(46-47~48-49)
エンリケ・ボルハ(70-71~72-73)
カビーニョ(75-76~81-82)※7年連続
カルロス・エルモシージョ(93-94~95-96)
クリスティアン・ベニテス(12前期~13前期)※年2期制で3期連続
◇韓国
デヤン・ダミヤノビッチ(11~13)
FCソウルでKリーグ初の記録達成した後、2014年より中国に新天地を求めた(現在は北京国安所属)。

直近の3年連続得点王はコロンビア代表のJ・マルティネス。ポルトで3度目の得点王に輝いた後、今季よりアトレティコ・マドリーでプレーしている。ミランも獲得を狙っていた。 (C) Getty Images