• トップ
  • ニュース一覧
  • “弾丸1トップ”前田大然は、三笘薫の映像もチェック!「どうしてやらないんだ」恩人の助言で開眼、ドリブルでも魅せる男に【現地発】

“弾丸1トップ”前田大然は、三笘薫の映像もチェック!「どうしてやらないんだ」恩人の助言で開眼、ドリブルでも魅せる男に【現地発】

カテゴリ:海外日本人

元川悦子

2023年02月10日

「僕自身、サッカーの見方が変わった」

左サイドでも存在感。持ち前のスピードを武器に好機に絡む。(C)Getty Images

画像を見る

 前田は、しみじみと言う。

「僕は今も英語はそんなに喋れないので、ミーティングもあんまりしたくなかったし、『サッカーもあんまり見なくていいや』というタイプやったんです(苦笑)。でもハリーと出会って、映像を見て、自分なりに意識するだけで、こんなにも大きく変わるんだと実感しましたね。

 ハリーも僕には簡単な英語で分かりやすく説明してくれますし、映像の内容も幅広い。単にドリブルで仕掛けた場面だけじゃなくて、前でのポジショニングや動き出しのタイミング、動くコースやゴールに至る過程など、ホントにいろいろ厳選された内容なんで、1試合フルで出ている時は結構な長さになります。

 それを試合ごとにやるので、すごく勉強になっている。僕自身、サッカーの見方が変わったし、改めてサッカーの奥深さを学んでいる段階ですね」

 2月1日のリビングストン戦でも、4-3-3の左ウイングに陣取った背番号38は、序盤から積極的にボールを受け、対面にいたデブリンに対し、スピーディかつ迫力あるドリブルを披露。一気に抜き去り、ゴールライン付近までえぐってマイナスクロスを上げるパターンを何度も繰り返していた。
 
 それによって1トップの古橋亨梧や左インサイドハーフの旗手怜央がビッグチャンスを迎えるシーンも少なくなかった。

 左SBテイラーの先制点、前田自身が泥臭く押し込んだ2点目も、いずれも左からの崩しが起点になっていた。それだけ左の前田は、三笘薫(ブライトン)顔負けの存在感と打開力をスコットランドで示しているのである。目を輝かせながら前田はこう語る。

「今まで仕掛けるっていうのを全くやってなかったんで、それこそ今、薫の映像やったり、他の左サイドの選手のドリブルを見たりするようになりましたね。この前もレアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールのプレーを見たりとか、主に左サイドの選手ですけど、彼らがどういうふうに仕掛けているのかを気にしてチェックしています。それを練習で試してみることにもトライしています」

【動画】相手のクリアが顔面に当たってゴール!前田大然、執念で今季6点目
 
【関連記事】
「ずっと動き続ける、すごいよ」ゴール量産の古橋亨梧をセルティックのコーチが絶賛!人間性も評価「非常に謙虚、プロ意識がトップ」
「悲しい。出番を与えられなかった」井手口陽介の福岡移籍にセルティックサポは同情!「恐怖のタックルのせいで…」
「彼は格別だった」執念で追加点を奪った前田大然に地元メディアが最高評価!今季21点目の古橋亨梧にも賛辞「常に脅威となった」
“ケチャドバ”C・ロナウドが衝撃の4ゴール! リーグ戦通算500得点&14季連続のハット達成
「自分の特徴を分かられている」三笘薫が“手強かった”2人の日本人DFは? 海外選手ではまさかの名前を挙げる!「守備が弱そうと思われがちですけど…」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ